日記帳




2007年10月16日(火) アーモンドチョコレートを巡る愛憎

チョコレートの消費量が増えています。
新商品のCMを見ていて、あれいいなあ美味しそうだなあと呟いたところ、「アーモンドチョコレートは嫌いじゃなかったの?」と家族に驚かれました。
いえ、それは半分誤解でして、確かに私はあまりアーモンドチョコレートを(というかチョコレートそのものも、あまり)食べませんが、それは嫌いだからではなく、小さい頃鼻が弱くてしょっちゅう鼻血ばかり出していた頃の名残なのです。だって「チョコレート」も「アーモンド」も食べ過ぎると鼻血が出るよ、と脅されたお馴染みのもの、そのふたつがタッグを組んだ「アーモンドチョコレート」なんて絶対ダメに決まってるじゃないか、という思い込みがあってですね……ということを説明したのですが、納得されたかどうかは微妙なところです。
それでも数日後には件のチョコレートが我が家に置いてありました。
今、少しずつ賞味しています。

ちょっと好みだなあと思う文章に出会うと、どこが好きなのか理由を意識する前に、まず影響を受けてしまいます。
それだけ私の文体というものは不定形で流されやすくていい加減、ということになるのかもしれません。
でも、「これ!」と安定しきってしまうのもつまらない。
反省と反論を繰り返しつつ、宿屋の親父さんの一人語りを綴っています。
空気の冷たさに引きずられて、「漬物」が「甘酒」に化けました。





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ほたる