日記帳




2007年10月17日(水) 見立て色々

朝、徒競走で鳴らすスタートのピストルの煙に似た雲を見ました。もう運動会の季節も終盤でしょうか。子どもの頃から運動会はきらいだったので、別に寂しくはありません。
昨日の朝は、空一面におぼろ豆腐のような雲が広がっていて、あれをすくっておしょうゆをかけたら良さそうだなあと夢想していました。
こういう時に、ささっと写真が撮れたらいいのに、と思います。夏前に買った携帯電話のカメラ機能は、未だにうまく使いこなせません。ズームはどこ? 接写はどうする? とあわあわしている内に、いつも被写体が逃げてしまいます(例:石畳の上で毛づくろいをしていた黒猫)。

仕事中、面白い形のクリップが、書類に留められて送られてきました。
小さな鋏の持ち手のような、知恵の輪のような。
そもそもこれはクリップなのか、と問い直してみたくなるような形でもあります。
それが何かは分からないけれども、ともかく何か別の使命を帯びてこの世に生まれ出てきたんじゃないのか、君は?
筆箱に忍ばせて持ち歩き、退屈した時にこそっと眺めたり引っ張ったり紙を挟んだりしています。奇抜な形の分、使い勝手はいまいちです。

昨日、日記に書こうと思っていて忘れていたことをひとつ。
帰りに乗ったバスの運転手さんが、やたらにスピード感溢れる運転でした。発車するまでは、「間もなく発車します。お急ぎ下さい」のアナウンスもどこ吹く風で、のたりのたり歩いていた乗客(私含む)を太っ腹に待っていてくれたというのに、ねえ。あ、今思ったんですが、もしかしてのたりのたりしていた分を取り返すためだったんでしょうか。
もちろん交通ルールは遵守しつつも、カーブを曲がったりブレーキをかけたりする度に前後左右ゆさゆさ揺られるほど、「オラオラオラ!」と言わんばかりのスピードでしたが、おかげでいつもより遅く出たにも関わらず普段通りの電車に間に合いました。結果オーライ。 





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ほたる