日記帳




2007年11月12日(月) 聞かぬが仏

前回の日記を振り返るにつれ、あのままで沈黙したのではまるで重病人のようではないか、と思い至りました、が、私はいたって元気であります。毎日のようにお薬を飲み忘れるくらいに、元気であります(それはそれで「忘れっぽい」という別の症状のような気もしますが)。

歯医者にも行ってきまして、初期の虫歯を治療して貰いました。レントゲン写真を撮られたので、己の歯並びをとくと眺めることもできました。私の下顎の親知らずはどうやら横向きに、というよりも完全に横倒しに生えているようです。だから噛み合わせが悪いんですね、というか噛み合ってませんね、とは担当して下さった先生の弁。

“「だから、菊耳と」
 「キクミミじゃない、キキミミさ」”
むかし住んでいた線路脇に建つ家の近所には、電車が通り過ぎる度に吠え掛かる犬がいた、果敢なんだか愚かなんだかどちらだろうねえ、という台詞から、ひょっこり生まれた奇妙な話。筋も何もあったもんじゃないのですが、ひょっとすると大きな物語の前兆なのやもしれぬという予感もあります。
まずは「ききみみずきん」について、調べてみる必要がありそうです。





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ほたる