日記帳




2009年05月10日(日) その花の名は

・あちこちで見かけるようになった、こんもりと背の低い植え込みに咲く、小さくて釣鐘状の花の名前はドウダンツツジと言うらしい。漢字だと、「満天星躑躅」や「灯台躑躅」などと書くそう。なんとも物書き脳に訴えかける字面ではありませんか。

・トケイソウはパッションフルーツと同じ仲間。あの、過剰なまでに華やかな姿は南国のpassionなのか。じっくり眺めていると、花を見ているというよりは精密機械を観察してくるような気分になります。

・白樺の林が延々と続く様は、次第に木が並んでいるのではなくもっと別なものの群衆に見えてくる、その様子を喩えて「白骨がぼうっと立っているような」という言葉が頭に浮かんだのですが、果たしてこれが私の独創なのか、何かの本で読んだ表現だったのかが定かでなく、悶々としています。

・本日は母の日。我が母上は「カーネーションなんて詰まらない」とのたまうお方なので、紫色の紫陽花を贈り物に。いくつになっても有難く、そして敵わない存在へ、今日ばかりは照れずに感謝の念を伝えましょう。

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拍手御礼。5月1日にコメントを下さった方へ。
今年のGWは柄にもなく行動的に過ごしたので、すっかりお返事が遅くなってしまいました……と言い訳を(申し訳ありません)。
「せぴあ」も「手紙」も随分と懐かしい話で、「拍手御礼画面」などという辺鄙な場所でもなければ晒しておくのも忍びないような代物ですが、楽しんでいただけたのなら幸いです。
そして、画面表示についてもご指摘ありがとうございます! こしょこしょと手直ししてみたのですが、その後改良されておりますでしょうか……?

手を入れがてら、ほとんどガラクタ同然の扱いをしていた文章を更に二つ引っ張り出し、御礼画面に加えてみましたので、怖いもの見たさでご覧いただくのも一興かと存じます。





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ほたる