日記帳




2009年08月16日(日) かたつむりにまつわるエトセトラ

・巨大なかたつむりの殻で出来た図書館の管理人が主人公である。
・彼はとてもとても長い名前の持ち主で、その名を初めから終わりまできちんと呼んだ人物は、生涯でまだ二人しかいない。一人は彼の母親、もう一人は彼の雇い主。
・その雇い主が彼を採用した理由はただひとつ、「こんなに長い名前を覚えていられるのだから、よほど記憶力の良い人物であるに違いない」。
・雇い主は知識欲旺盛な大富豪だが、一風変わった癖がある。それは、「一日にひとつ嘘をつく」という習慣である。
・そして、彼が管理人を勤める図書館にも、もちろん秘密があるのだ。

忘れてはおりませんが、遅々として進まぬ図書館の話とは、おおよそこのような基本設定のもとに創り始める予定です。問題は、主人公と図書館に一体どんな出来事が待っているのだろうという点が曖昧模糊としていること(根本的過ぎないか?)と、「長い長い名前」を捻り出すにははてさてどうすれば、ということ。……むしろ後者の方が大問題であるような気がしてきました。

話は変わりますが、今年生まれて初めてゴーヤというものを食しました。あの虫っぽいルックス(失礼)と、苦い苦いと言われる風味がどうにも近寄りがたく、これまで避けて通ってきたのでした。
まずは、ごく正統派にチャンプルにして挑戦したところ、これは苦い、確かに経験したことのない苦味でしたが……めげずに立ち向かってみれば、次第に舌が慣れてきた、ような……? 
調理法がワンパターンなので、別のレシピを探索中であります。





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ほたる