 |
 |
■■■
■■
■ 浪漫堂巻(実戦編)
さて、挑みかかるのは良いんですが、 並んでいるのがカップルばっかりなので寄りがたいことこの上なく。 たまに男二人と言うのもいましたが、ソロで参戦はわたくしだけという有様。 他県ではもう「オートバックスしか出店余地が無い」とかいう ジャッジが下った店なのに。君らそれで幸せか。いや、俺も幸せだが。 君らの幸せと俺の幸せは全く違うけれどな。
で、今回の作戦目標である「林檎ロール」。 正式名称は「アダム&イヴロール」ですよ。 無論注文は正式名称でやら無ければなりません。
ぼくはいいこなので、おおきなこえで、「あだむあんどいぶろーるください」 っていいました。でも、おみせのおねえちゃんは 「林檎ロールお待たせしました!」 とかいいやがりました。ぐんそうにさいきょういくしてほしいです。
前日の公式HPをご覧頂けば、ロールのなんたるかが おわかりいただけるものと思われますが、なんとなく クレープに似てるんじゃねえのか?という疑問を 抱かれた方もいらっしゃるかと思います。 実際、生地自体はクレープと同じようなものを 使用しているようです。
ただ、製法が違いまして、クレープはたたむように整形していくのですが、 ロールはその名の通り、「巻いて」整形していくのであります。 もうちょっと詳しく親切に言えば、円形のクレープ生地の 半分に具材をのせて、半分にたたんで、あとは手巻き寿司の要領で ぐるぐるまいていくと完成致します。 馬鹿にしてはいけません。HPによると、これが 本場ヨーロッパの味らしいですよ。本当か。
誰でも真似できるように思えます。しかし、真似できない仕組みに なっているんですよ旦那。だって知的所有権登録しているんだもん。 お菓子の製法に著作権申請するとは、非常に斬新なアイデアですね。 本当に受理したんでしょうか。
……すみません、キチガイのように検索かけたら、 こんなものとこんなものを発見してしまいました。 いろいろヤられてしまっていますかこの人達。
まあそれは後の話としておいといて。
とりあえず手巻き寿司の要領で巻くから「ロール」だそうで。 そういう製法だから、かも知れませんが、ロール生地焼く際に ほぼ100%、焼けムラが発生しているクサいです。 厚ぼったいところがあると思えば、薄すぎて完全に破れてしまっていたり。 ほとんどちぎれている生地を捨てることなく利用しているのを見たときは、 時間が吹っ飛んでしまいましたですよ。お客さんが見ている前で そそうを誤魔化すような真似をするとは。いや、斬新斬新。
フルーツをカットするまな板が一つだけ、かつ、洗うと言う概念が 全く無いため、イチゴの果汁がついたバナナを使ってみたりとか、 調理する際にまな板なんてものはひかず、ステンレスの調理台に 直において調理していたりと、まあいろいろツッコミ所が多い オペレーションですが、これも著作権のうちなので文句言ってはいけません。
長いのでこのへんで続く〜
2004年03月03日(水)
|
|
 |