ここだけの私

2002年05月31日(金) 面談

昨日の夕方、学校でれいちゃんの担任の先生とお話する機会がありました。
もちろん、三人連れて行きましたが、
心配していたほど子供に気を取られる事なく、
先生とゆっくり面談できたのが、自分でもびっくりです。

先週の運動会での腹痛の事や学校での様子が聞けて、
本当に良かったと思います。
ただ、本当に良かったなぁと思う事は、
こういう機会があったことで、
れいちゃんの事について、
本当は良く理解していなかった事に気が付いたことです。
今までは、ただ自分の考えだけで
れいちゃんの行動を分かったいたつもりだったのですが、
でも、そうじゃなかったんですよね・・・

プライドが高いこともあって、
逆に失敗したり、何か自分に都合の悪い事があると、
どうしても言い出せなくてそのままにしてしまう
家庭訪問の時に、授業の時はもうちょっと先生やお友達のお話も聞いて、
受け入れてくれるようになったらいいな〜という事を聞かさせていて、
やっぱり家での生活も影響してるんだろうな〜と色々と考えて、
私なりに、いつもより面と向かって話す時間を長くしたり、
とほんのちょっとだけ気にかけるようにしました。
学校の方でも、席を一番前にしたりとちょっと工夫していたようでした。
そうすることで、最近は授業を受ける態度も良くなり、
周りの状況を判断する力が目に見えてついてきているとの事でした。
そして、今年のスローガンの「心をつなげてやっていこう」という文章を、
れいちゃんが考えたと言うのを聞いて、最初はびっくり!
でも、よく考えたら「びっくり」するということは、
れいちゃんがそんな事を考え付くのが信じられない・・・
ともとれてしまうのかな??
そういう時は、私自身も素直に「すごい!」
と褒めてあげるのが良いんだろうなって思いました。
まずは、子供の事をもっと信じてあげなくちゃね!
良い所いっぱい見つけてあげよう!

子供の為に・・・と心を鬼にして叱る事が多いのですが、
そうすることで知らない間に子供を追い詰めて
傷つけているのかもしれません。
今、改めて気づかされる事によって、
また一歩親として成長してるんだろうなぁ〜って思います。


今、色んな方面から人間の心理に関して勉強しています。
ただ学校に入ってもう一度勉強しなおすという事はできませんが、
通信教育や昔看護学校で使っていた心理学の教科書を使って、
今自分が出来る範囲でやっています。
今の段階として、もし職場復帰するとしたら、
ホスピスのできる病院で働けたらなぁ〜って思っています。

ホスピスとは、肉体的な苦痛を取り除くための治療をするだけでなく、
精神的な苦痛、孤独、不安などを軽減し、患者さんやご家族とともに、
生命の意義を考えつつ、最後まで人間らしく、
尊厳を持って生きぬくことができるように援助していくところです。

人間、どんな時でも心のケアが大事だと思います。
いつ復帰できるかは分からないし、
もしかしたら方向転換するかもしれません。
でも、自分がやりたい事が見えてきた今、
それに向けて少しずつリハビリをしていく必要があるかな・・・
と感じています。
それには、まず自分の心もしっかり見つめていきたいと思ってます。


多分、これからの日記も時々重いものが多くなるかもしれませんが、
それも今私が感じている事だと思って理解してくれたら嬉しいです。



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