Welcome to...

Swingin Notes

You're the th guest. Today : th / Yesterday : visited

- - - Since 1998.07.18 - - -


〜過ぎ行く日々の記録〜
[INDEX]previousnext


2002年10月05日(土) 結婚式当日のあれこれ。

弟の結婚式のため実家に帰省中の土曜日。昨夜は25:00ぐらいには寝たはずなんですけど、目が覚めると既に10:30。やっぱりお疲れだったのね(苦笑)。

僕は披露宴でのミニライヴに備えて最後の調整を。昨日リハーサルをしてきた感じだとPAの設備的にはまったく問題なさそうでしたが、問題は「同じ時間帯に間仕切りひとつ隔てた反対側でも披露宴をやっている」という情報。弟たちの披露宴のほうが遅く始まるスケジュールだったので、反対側でしみじみと新郎が挨拶をしている最中に僕が大音量を出してしまうのはやはりマズイ。とはいえ、音楽をやる人間にとって「音を抑えろ」と言われるのはあまり気持ちのいいものではありません。演奏の出来云々よりもそちらの方がどうなるかが非常に心配なまま、13:30ごろ父親と一緒に式場へ。

*****

結婚式が始まるまでの間にステージとPAの間の簡単なセッティング図を書いて披露宴担当に手渡しし、「こことここの間のケーブル類がどの程度用意できるか確認しておいてほしい」と頼んで神前式の結婚式場へ。

初めて体験する神前式の結婚式はなかなか厳かで品格のある立派なものでした。弟も失敗することなく堂々と「誓いの言葉」なんてのを読み上げてたし、儀式手順もスムーズに流れて30分ほどで無事に終了しました。そしていよいよ披露宴へ。

ところで、神社とか神前式の結婚式場には必ず「巫女」っていますよね? もちろん今はみんなアルバイトなんでしょうけど、彼女達は採用されるに当たって「ヴァージニティ」について問われたりしているのでしょうか? 一応「巫女」というからにはヴァージンである必要はあるのでは・・・と思ったんですが、このご時世にそんなことを訊いたら速攻で社会問題化しそうな気もするし。誰かアルバイトで巫女やったことある人がいたら、面接でそこいら辺突っ込まれたかどうか教えてくださいね(笑)。

*****

披露宴の直前、担当者からさっきの確認事項の返事があって、さらに

「お時間の件なんですけど、隣の披露宴の時間との重なり具合を考えまして、キャンドルサービスの後、花束贈呈の前に順番を変更させていただくということではいかがでしょうか?」

とのこと。その時間なら反対側の部屋の披露宴は終わっているので好きなだけ音を出して構わないという話でした。もちろん僕に異論はありません。早速準備に取り掛かるべく機材を抱えて会場へ。

会場で昨日は会えなかった音響の担当者と打ち合わせをし、用意してもらったテーブル上に機材を並べているうちに披露宴が始まりました。ここいら辺もう僕は招待客というよりは「スタッフ」みたいなもんですね。進行の邪魔をしないようにこっそりテーブルの裏で配線をチェックし、PowerBookがちゃんと動作することを確認した後、宴席の最後方に設けられている親族のテーブルに移動し、しばらくはそこで親戚や弟の友人たちからの祝杯に応えたりしてたんですが、マズイことにちょっと酔いが回ってきちゃいました。慌ててトイレで顔を洗ってきて、それからウーロン茶を飲んで酔いざましを。

*****

宴もたけなわ、友人やら会社の上司やら親戚やらのカラオケタイムが終わり、弟夫婦のキャンドルサービスが進むなか僕はステージ袖のテーブルの裏でサックスにマイクを取り付けてスタンバイ。そして、司会者の「実は新郎のお兄さんは東京で音楽活動をなさっていて云々・・・」の紹介でステージへ。100人を越える招待客を前に簡単に挨拶と祝辞を述べ、それからシーケンサーのスイッチを入れて演奏開始。まだ多少アルコールは残っていましたが、作ってきたカラオケも問題なく天井のスピーカーが再生してるし、自分の音も良く聞こえる。披露宴での演奏、という意味ではコンディションは最高に近い環境でした。

大した失敗もなく1曲目が終了した後、妹をステージ脇のピアノに招き入れて2曲目。「果てなく続くストーリー」(MISIA)は多くの人が知っている曲なのでワリと楽しんで聴いてもらえたみたいです。妹は「途中で間違えたー」と言っていて僕もそれには気付きましたが、観客には全然分からなかった様子。まあその辺は上手くゴマカシが利くようにカラオケを作り込んであったので問題なし(笑)。僕の方も途中2ヶ所ほどヤバめなところがありましたが何とか最後まで。

ここで妹は退場して最後はまた僕が独りで演奏するんですが、やはり酒を飲んだからかいつもより息が続かず、この辺でちょっと息が上がってました。でもまあ最後の曲も何とか大失敗せずに演奏を続けることが出来て良かった。会場からは拍手ももらえたし、弟夫婦も満足そうにしてくれていたのでまあ合格でしょう。

*****

その後、新婦が子供のころ父親のことを書いた作文が読み上げられたり、ウチの父親が挨拶の一言目から涙ぐんでしまったり、という「しみじみ〜」な展開を経て披露宴も盛況のウチに終了。弟は退場の際に会社の同僚から何度も胴上げされてました。可愛がられているようで良かった良かった(笑)。

披露宴の後は母方の親戚がウチの実家に来てくれて、みんなで2時間ほど四方山話を。さらに「披露宴ではほとんど何も食ってない」という両親と3人で近所のトンカツ屋に出向いて腹がはち切れるほどカツを食いました。ちょっと怖くて体重計に乗れないぐらい食ったね、ぷぷぷぷp。
ところでみなさん「チキン南蛮」って知ってますか? 鶏肉を溶き卵でくるんだ後パン粉を付けずに油で揚げ、仕上げにタルタルソースをかけて食べる宮崎ではワリとポピュラーな料理なんですが、東京では滅多にお目にかからないし、存在を知らない人のほうが圧倒的に多いんですよね。メチャメチャおいしいのに・・・。東京でチキン南蛮を食べたくなったとき、以前はよく早稲田大学近くの「わせだのお弁当や」(あんまり儲かるもんだから「ほかほか弁当」から独立した)に行ってましたけど、最近でもあるのかなあ?

*****

披露宴の最中、「あなたを連れて帰って『この人と結婚します』って言ったらウチの連中はひっくり返るだろーなー」なんてコトを考えてました。まあもちろんそんなのあり得ない話なんだけど、実際に結婚しようとしている2人に較べて、僕の想像のあまりのリアリティのなさに思わず苦笑。ま、今の僕にとってはリアリティなんてどうでもいいのかもしれないんですけど。

あなたは、いま、どこで、なにしてる?

*****

というワケで、今回の帰省のメインディッシュは滞りなく終了!! 後はのんびりして帰るだけさー。


りむる | contact me[HOME]

My追加
This website is produced by RIMROUX for Office RIMROUX.
(C)1998-2004 All Rights Reserved.
-