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2002年12月08日(日) 貴方だけでも



あの子がもうすぐ帰ってくる、ハズ。
となるとあたしは嫌でもあの子の顔を見なくちゃいけなくて。
そんなの耐えられない。
独りで勝手に行っちゃったんだから、
独りでかって気ままに暮らしなよ。
私を独りにして下さい。

貴方の声も顔も体温も全部。
全部未だアタシが愛しくて忘れられない事を知ってるくせに。
あんたはずるいよ。
そんなとこも全部含めて好きになったあたしも悪いけど。
離れられない事くらい知ってるのに、
なんで帰ってくるなんて言うの?
私が未だアンタを愛してるって事、知ってるのに。
酷いよ、ずるいよ、そんなの
そんなの辛いだけじゃない。
さっさと彼女作ってどっかへ消えちゃえ。

あたしは、あんたとの思い出を抱えて生きる覚悟をした。
あんたを愛していこうと決めた。
だけどあんたは縋りつくあたしを捨てて
あんたはあんたらしく幸せに生きればいい。
あたしはそれでいいから。
それが「貴方らしい」だと思うから。

だから、私の事なんか気にしないでいいから。
振り返らなくていいから。
私は貴方の背中だけで十分だから。

愛しいって思う気持ちも
凍える腕も
全部アタシが独りで抱えて生きれるようになるから。
あんたは、あんたらしく生きてよ。

思わせぶりな行動も、
笑顔も、
声も、
もういらない。

全部もういらないから。

虚勢だけの強さを信じて。

愛しているから。

わたしはあなたをとてもあいしているから。

だから。

あなたはどうかしあわせになってください。



辛いのはあたしだけで十分だから。




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