2003年04月30日(水) 空気みたいな彼をとても愛していた
なんだかなぁ。
最近すっげ落ち込んでます。
雨って嫌いなんだよー。
なんか最近あの子と野球部のことしか書いてない気がするんですけど…
別に日常がその人達に支配されているわけではない!
あたしにはあたしの生活があって。
あたしにはあたしの人生がある。
そういうのはほとんどまったく他人には影響されない。
影響されるのは心と、体。
そういうのはとても厄介。
他人と関わらなければ今のあたしはいなくて。
そういうのが幸福かなんてあたしには分からないけど。
他人と関わらなければ今のあたしみたいな人間にならなくてすんだのに、
みたいな。
プラス思考があれば同時にマイナス思考も膨らむのは当たり前で。
あたしはきっと、今あたしに関わっている全ての人が
あたしの前から姿を消して
否、あたしがその人達の前から姿を消して。
例えあたしが誰とも関わらずに生きていくのだとしても。
あたしはきっと朝起きて、顔を洗うだろう。
朝ご飯を食べて、歯を磨いて、服を着る。
そういう朝の生活の秩序みたいなものをあたしはまったく乱したりしない。
それが自然なことだとおもう。
今此処で関わっている多くの人とあたしは別れていく。
高校が違えば絆は細くなる。
専門学校に行く頃には誰一人関係が無いかもしれない。
だからそういうのは生活にはなんの支障もきたさない。
けれど。
そういうのじゃ処理できない気持ちだって、ある。
あの子は、空気みたいな人間だった。
静かに心を握りつぶして、
掴もうとした手はすり抜けてしまう。
いつの間にか消えてなくなっていて。
けれどあたしはきっとあの子を忘れない。
空気みたいな薄っぺらな彼の存在を、あたしは忘れる事が無い。
何かをするときは酷く疲労する。
嗚呼、なんだか上の言葉、口癖みたいになってるよ。
けれど切実に、あたしはそう思う。
何かを終わらせる時も、始める時も。
いわば死ぬのも、生きるのも。
そういうのってとても疲労する。
特に初めの1歩が。
息苦しさを感じる事の出来る人間は、幸せだと思う。
それに気づかない人間が、何人いるだろう。
苦しい事はちっとも苦じゃない。
あたしは苦しさに悶えながらいつだって笑顔だった。
幸福を噛み締めていたんだ。
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After
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photo by nezi-shiki