ホビットたちの運命やいかに - 2002年04月24日(水) 遅まきながら『ロードオブザリング』を観てきた。 『指輪物語』は20年くらい前に読んだきりなので細部は忘れたが、とにかくイメージはみごとに再現されている。テンポがいいので原作を読むよりだいぶ楽なのではないか。 ファンタジイ好きとしては、ここまで映画でできるようになったというのは感慨深いものがある。ホビット庄の描写は秀逸。ガンダルフが文句のつけようも無いほど『魔法使い』であるのも良い。クリストファー・リーのサルモンも良い。あのドラキュラ伯爵がまたえらく気品のあるじいさまになったものだなあ、と感心。 そしてドワーフのギムリがあまりにも良く「出来て」いて、一体どこからホンモノののドワーフを見つけ出してきたのだろうかと思ったほど。いるものなのだなあ、世の中には。 そして『続く』。最近ここまであからさまに『続く』なのも珍しい。二作目が楽しみである。 ここまでできるのだから、今度は是非誰か『ベルガリオン』を映画化してくれないものか。あの作品は『指輪物語』をなぞりながら、さらに楽しく面白く、とっつきやすさも抜群で誰にでも楽しめる名作だと思うのだが。 -
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