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2002年12月07日(土) 美容院を訪ねて三千里(BGM:迷い道 渡辺 真知子)

美容院に行った。
のばしのばしにしていたものの年末で慌ただしくなり、スケジュールからみて「今日しかない!」と、決断。

いきつけの美容院は、知り合いが勤めている気心しれたところ。
私、美容院に行って作業をしながら話しかけられるのが大嫌い。
ひたすら雑誌を読んで「話したくない」というオーラを身にまとい、美容師さんのおしゃべりを防御しています。
今日もさっさとすませて、女性週刊誌で芸能情報を仕入れ、とっとと帰ってしまおう!と出かけました。

ビルの一階まで行って、呆然。
美容院が、つぶれている・・・。
でも一度「カット&カラーして帰るモード」にスイッチが入ってしまったので、引き返す気にもなれない。

あらためて街を見回すと、とてもたくさん美容室ってあるのです。
でも「店構えが若者っぽい」とか「ここはあまりに値段設定が安いのでちょっと・・」と思えてなかなか敷居が高く、初めてのところは二の足を踏んでしまいます。
しょうがないので、以前友人との会話で小耳に挟んだ美容院を記憶の糸をたぐり寄せ、おろおろと探索。

「ファミリーサロン」「チャイルドコーナーあり」と看板に書いてあるし、これなら大丈夫そうだわ・・、とエレベーターに乗り込んだ。
エレベーターの扉が開くと、いきなり店内。
しかも受付カウンターの目の前。
おまけにスタッフは、若い男の子ばっかり・・・。
男性の美容師って、ものすごく苦手なのよねぇ・・・。
回れ右!して帰る勇気もなく、しぶしぶ名前を書いたのでした。

顧客情報を引き出すため、最初は会話の糸口を探っていた担当の美容師T君も、私のオーラを微妙に感じ取ったらしく黙々と作業してくれました。
サンタネタでほんの一瞬盛り上がっただけ。

カットとカラーが終わり終盤が近づくと、お約束のシャンプーとトリートメントのセールストーク。
でもね、ドライヤーを耳元でかけながら話すものだから、全然何言ってるかわからない。
毎回思うのだけど、あんな高いシャンプーたちを買う人がいるのかなぁ?
あれを売ると歩合制で、お金がもらえるのかなぁ?などど邪推しつつ、適当にうなづいてかわす。
おばさま方がころり、と言いくるめられて買ってしまうのかな。

悲しかったのは、友人は勿論家族の誰からも美容院行きを気づいてもらえなかったこと。
ま、いいんだけどね。


 
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