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2002年12月08日(日) ベイブレード哀話(BGM:手紙 由紀 さおり)

近所のデパートが「割引市」をしていたので、いそいそと出かけてきました。

全品ほとんど二割引!
クリスマスシーズンですもの、み〜んな買う気満々。

私の買い物は、子供たちへのクリスマスプレゼント。
我が家では毎年サンタさんへ、お手紙を書くのが慣わしです。
そのわけは、親が準備した後で心変わりされると非常にまずいので・・。

小さな頃は子供の希望を聞きながら私が代筆していましたが、字が書けるようになった長男は勝手に書いていました。
ところが努力は認めるのですが、判別不可能な文字があちこちあってどうも訳が分からない。
「ねぇ、サンタさんになんてかいたの。?」と、猫なで声で聞いても「秘密!」と、つれないお答え。
う〜ん、頭をかかえること十分。
見切り発車で、買い物に出かける私。

おもちゃ売場は、さすがにごった返しでいました。
前日に下見したときにはたくさんあった、お目当てのベイブレードもかなり品薄状態。
長男が手紙に書いたと思われる、リモコン機能付きベイブレードのドラグーンビクトリーは売り切れ。
売り切れ=人気がある=みんな欲しい=長男も欲しいに違いない
という、図式が頭を駆けめぐり迷いながらも「これだ!」と確信。
今日入金すれば割引の値段で取り寄せてくれる、というので二個予約。
(弟がどうせ欲しがるので、お年玉をもらったときまで隠しておいて割安で譲ってやろうかと・・。鬼母?)

レジの横にベイブレードのカタログを発見!
「帰ってから『これでしょ?』って、確認したらいいじゃ〜ん。あったまいい〜」と、一枚もらって帰宅。

多感な長女に聞こえぬようさりげなく長男に、「これを頼んだの?」と聞いてみた。
ちらりと横目でみただけで「違う!」ただ、一言。
欲しかったのはシンプルなベイが二個入ったそのデパートだけの、オリジナル限定セットだった・・。
またもや心の中で、「叫び」のポーズ。

振り出しに戻る、でもう一度行きました。
あぁ、親の心子知らず。


 
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