ペパーミント・アップルミント
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2002年12月19日(木) |
「まじょのケーキ」(BGM:赤ずきんちゃんご用心 LAZY)) |
最近本のことが多くて一瞬、「読書日記」へのジャンル替え案も浮かんでは消えました。 でも、移り気な私のこと。 また次の波が来るはずなので、現状維持に落ち着きました。
今回は私の一番のお気に入り絵本作家、たむらしげるさんの新作。 「まじょのケーキ」(あかね書房)という本。 ネット書店のbk1で、新作として紹介されているのを見つけて即注文。 クリスマス感謝セールで送料無料だし♪
魔女の女の子ポルカちゃんがお母さん頼まれて、バースデーケーキに飾る木の実を森に探しに行きます。 ちょっと「赤ずきんちゃん」を連想させますね。 森の中でいろんな不思議な生き物に導かれ、星の実がなる木にたどり着きます。
たむらしげるさんの絵本はストーリーもさることながら、挿し絵をみているだけでホンワカ暖かな気持ちになるんです。 CGを駆使した「ファンタスマゴリア」などとは趣を変えて、水彩画で柔らかく仕上げているのでまた一ほのぼの度が増しているように思えます。 相変わらず、色の美しさは健在です。
毎度おなじみ!の黒猫や黒ネズミも登場していますが、一番印象に残るのは 昔は木だったという優しいオオカミ。 う〜ん、やっぱり「赤ずきんちゃん」を意識していたのかしら?
暖かいココアを飲みながら、ゆっくりと一ページずつ時間をかけて読みたい一冊です。
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