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No-Mark Stall *




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めもめもめも。 | 2005年02月07日(月)
ウィッチクラフトめも続き。

・宮廷に仕える侍女たちの服装はとりあえず統一。私服だとそれぞれの家の経済状況がばればれな上に(そして見栄の張り合いでとんでもないことになる)、誰が侍女だか分からないので。
・基本はハイウエストの白い服にフランネルの紺地の服を羽織るかたち。その上にアンダーバストあたりに太い絹のリボンでぐるりと。リボンの色でどの宮の人間かを区別(白宮なら白とか)。
・襟にも細めのリボン。階級によってレースがついてたり結び方が違ってたり。最下級は白でそれ以外は薄ピンク。
・女性が働くことは卑しいことだとは基本的に見なされていませんが、伯爵以上の上流階級になるとちょっとその意識が入ります。そのせいか王宮の侍女には下級貴族の女性が多いです。庶民階級の人間もいますが厨房のした働きとかそんなで、宮で直接王族の世話をしたりする仕事は殆ど回ってきません。
・花嫁修業で上級貴族の少女もたまにやってきますがさして役に立たないというかむしろ邪魔なので侍女からすると来るなと叫びたいところ。
・下級貴族の娘さんにとっては王宮で働くことは玉の輿に乗るチャンスなので人気のある仕事。ちなみにどの宮に配属されるかはそれぞれの宮の女中頭が新入りを面接して決めます。常時補充なので応募期間は決まっていません。
・ちなみに男性貴族の意識はというと遊びのつもりから超本気までさまざま。階級が上の人間ほど火遊び感覚程度の傾向にあるようで。
・というわけで男女間の揉め事は結構多いです。水面下で表沙汰になることは滅多にありませんが(問題になると女性の方も仕事を辞めざるを得なくなる上に見合いも敬遠され、男性の方も社交界でやりにくくなるため)(問題をいかに表にせずに処理するかで力量が問われます)(そんなものの力量を問うてどうする)。
written by MitukiHome
since 2002.03.30