仮面ライダー555の主題歌は「Justiφ's」 (ジャスティファイズ)です。 ISSAという人が歌ってはります。DA PUMP の人です。 最初何かで読んで知ったときは、 「とうとうライダーもそういう路線になったんかい・・・」 と思ってしまいましたが、 いざ聴いてみると、なかなかいいメロディーです。 無論「仮面ライダー」という言葉は歌詞にはありませんが、 ヒーロー番組な「かっちょえー」メロディーラインです。 ここを譲ったらおしまいですぜ。 CDは3月リリースとのこと、楽しみです。
クウガ以降、挿入歌もだいぶ変わりました。イメージソングの 傾向がさらに大きくなっていきました。 以前報告しました「リアルヒーロー」と言うのも、 これと関連しております。
「リアルロボット」アニメの主題歌は20年弱前に転機を 迎えております。サンライズ作品で言えば、 「重戦機エルガイム」で、前期は「Time For L−GAIM」というタイトルながら「ヒーロー色」の薄い、 イメージソング的な要素が出てきました。 前年の「ダンバインとぶ」はまだ、ヒーローロボット的な 部分が感じられていました。 で、後期が「風のノー・リプライ」。ついにタイトルから 番組名が消えました。歌詞には「(エルガイム)Mk2」 の語はありますが、もはや「ヒーローロボ賛歌」の要素は ありません。これ以降、「リアルロボット」系の主題歌は 作品世界のイメージソングにシフトし、 「ロボの強さをたたえるもの」はなくなったようです。
それと似たようなことが「仮面ライダー」の歌にも 感じます。実は「アギト」も「龍騎」もCDまともに 聞いてはいないのですが、 少なくとも「アンノウンを倒せ!アギト」だの、 「ミラーワールドへ攻め込め龍騎」なんて歌詞の歌など ないのは確かでしょう。
特撮はアニメがたどった道に向かいつつあるのでしょうか。
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