2003年03月21日(金) |
どこまで罪を重ねていくのか・・・ |
開業10数年目にして、初めて「海遊館」に行きました。 大阪港の名所にしてデートスポットとして名高いだけに、 カップルや家族連れも大挙して観に来ておられました。
水族館ではありますが、魚のみならず世界の水環境に 関連する動物がおりました。
その中に「コツメカワウソ」がいたのですが、 現在「ニホンカワウソ」が昭和54年以来生息が 確認されていない状態で、絶滅の可能性も示唆されて おります。
最近ではクローンによる「マンモス」などの絶滅 動物の復元が噂されておりますが、 「ニホンカワウソ」も検討に上るかもしれません。 しかし、このような形での復元による生物多様性の 確保は適切かどうかは疑問ではあります。
あと、クラゲのはかなげながらも美しい姿を見ていると 「もし海が汚染されてしまったらひとたまりも ないかもしれない」と思わずにはいられません。
戦争は大抵「なんでもあり」です。 「大義名分」を前に、空の、海の、大地の健康は 無力です。 今、人間に非情な裁きが下されても、どこまで情状酌量が 認められるかは疑問です・・・
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