2002年08月03日(土) |
RPG的親切のススメ |
昨日の日記を書いていて思い出した話。 先日、歌劇を見た帰りの乗り換え駅で普段通に来ていた電車に乗りこみました。 相変わらずぼんやりと電車が発車するのを待っていたら 「この電車ここまでですよ」とご婦人が私に声をかけてくれました。 慌てて降りると扉が締まり、車庫に向かって行きました。 本当にギリギリセーフでした。教えてくれた方も危なかったかもしれない・・。 それなのに我が身を省みず教えてくれて本当にありがたいことです。 他にもそのホームには多くの人がいましたが、教えてくれてのは彼女だけでした。
それにしても私はよく他人に親切にされます。 そして私もなるべく親切な行動を心がけます。悪循環の反対ですね。(そんな言葉あるのか?ただの循環。善因善果?) そうです私は「情けは人の為ならず」派です。 私のピンチを救ってくれる人が現れた時に特にそれを強く感じます。 そして、ロールプレイングゲームのように親切ポイントがちゃんと溜まっているんだな〜とも思う。 他人の落したものを拾って渡したら1ポイントアップ。 道を聞かれて、きちんと説明して喜んでもらえたらまた1ポイント等など そして溜まって行くと、ポイントが自動的に使われて親切返しが起きる。 今回もきっと以前、どこかでやったチョボラ的行為が帰って来たのだと思うのです。 ただの思い込み?チョボラや親切ってそんな見返りを期待してやるなんて不謹慎? でもやらないよりいいと思いません?それにその場でその相手に見返りを期待するのではないのだから・・
でも親切は難しいので、使い方は要注意。 あくまで自分だけでなく、相手も気持ちよくなれるかがポイントなのだから。 相手の気分を害したらポイントはなしです。 新聞の投書欄で、電車などで席を譲って逆に気分を害されてしまい、こちらも悲しい気持になったという話をみかけます。 難しいところです。私も似たような失敗をしたことがあります。 もしそんなことがあっても「せっかく親切にしてやったのに!」と逆キレなどはもってのほかです。 自分の気持を相手がわかってくれないからって相手のせいにする時点ですでにそれは親切でもなんでもないのですから。 自分の気持や親切が伝わらずに失敗に終わったら、潔く諦め、次は失敗しなければいいのです。 親切は難しいのです。だから細心の注意を払い、熟練の腕が必要なのです。 でもそうして気をつけていると、呼吸するように当たり前のように出来るようになると思います。何事も訓練です。 そしてもう一つのポイントはその親切を相手や第三者に悟られないこと。 これが成功したらポイントは2倍アップです。 これはもっと難しい。でも成功したらガッツポーズなのです。 これなら哀しい気持ちにもなりようありません。
それにしても私のピンチとか失敗って観劇後など楽しかった後にによあるので これからはもっとよく気を引き締めて帰宅の途につこうと思います。
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