*蒼天おぼえがき*


2009年05月15日(金) おみやげ豊作。
今週はおみやげ豊作weekでした(棚から牡丹餅/笑)。

たいやき神田達磨のたい焼きをいただく。
回りにぱりぱりに焼けた生地部分がついたままのたい焼き。あんこは甘さ控えめで美味♪

南青山Chocolat Chic (ショコラ・シック)の「塩チョコクッキー」をいただく。口に入れると塩の粒が!ほろにが甘に塩気が絶妙で、一粒でも幸せ感が。



■読んだもの


『テメレア戦記(1)気高き王家の翼』
(ナオミ・ノヴィク/那波かおり/ヴィレッジブックス)
ドラゴンと人とが相思相愛(笑)・・・との前評判に気になっていた一冊。
西洋のドラゴンと日本の龍はとらえ方も描き方も違う、これは著者の出身国によって顕著だなと前から思っていましたが、この作品のドラゴンはわりとすんなり受け入れられたというか、親しみが持てました。食事の風景は迫力でしたが(苦笑)。
テメレア―中国産の稀少種。読書好きで好奇心と食欲旺盛。ローレンス―もともと海軍将校だったが、偶々、フランス艦からテメレアの孵化直前の卵を奪取したことから気づけばテメレアを担うキャプテンに。海軍から空軍への転属に戸惑いながらも、テメレアとの親交を深めつつ、新たな任務に心を傾けてゆく。
テメレアとローレンスの相思相愛っぷりに、本当に圧倒されるというかなんというか。本好きのテメレアに読み聞かせをするために、今までそれほど本を読まなかったローレンスが本を買いまくる姿が♪終盤で、テメレアが非常に高貴な種であることがわかり、先行きに暗雲が。でも2人(?)の相思相愛ぶりで、乗り越えていきそうです。続きが楽しみ。




『極め道』(三浦しをん/光文社文庫)
しをん節の切れが若干弱い?と思ったら、エッセー第一作目の文庫版のようで。一作目でこれだけ切れのよい語りだったとは!逆に、今の小気味よい語り口に納得(笑)。
「台湾対話」で『ヨコハマ物語』(大和和紀)が無性に読んでみたくなりました!もちろん、しをん節で語りつつ←実は未読。
「反則技」の山田花子(友人・仮名)さんの、『こころ』(夏目漱石)に対する思いは、私も当時・高校生ながら近い考えを抱いた気がする。なんか変な感じ?と。そうか、あれはこういうことだったのかー(違?)。






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