ゼロの視点
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13時に、姑の妹D、その長男Mとロシア美女Eカップルが姑宅にやってきた。
ロシア美女Eを目の前にして、Mの幸せそうな顔は、それを見ている方まで嬉しくさせるものが在る。しかし、ひとり心から笑えない人間がいる・・・・、そうそれは姑の妹D。
すでにロシア美女Eと姑の妹Dとの間には心理的な壁が完全に出来上がっている。見えない火花というか、なんというか・・・・。おおっ、これぞ女の闘いだ!!。
そんな状況に気づいているのか否かはしらんが、本当にMは彼女の前でデレデレだ。ビデオカメラをマワシ、美しい彼女の一挙手一投足をすべて録画する勢いのM。
今まで、すべてを犠牲にして長男の世話を自分の生活の意義として生きてきた姑の妹Dにとって、その“生きがい”をもしかしたら、永遠に奪っていくかもしれない、異国の女の存在。しかも彼女に離婚歴があるというのが、どうしても姑の妹Dには許されないことらしい。
これらの心理劇を見ているうちに、なんかつくづく変な気持ちになってきた。
相手に離婚歴があったっていいじゃないか?。 外国人でもいいじゃないか?。 もう少し自分の息子を信じてもいいんじゃないか?。 息子がロシアの結婚斡旋所まで出向いたことがそんなに悪いことなのか?。
等など・・・・・。
疑問は尽きないものだ・・・。時代も変わり、ネットで知り合って幸せに結婚している国際カップルもたくさんいる。しかし、こういったことに許容できない世代というのが、確実に存在するのを目の当たりにして、なんともいえない気持ちになる。
どちらがいい悪いという問題でもない。が、しかし、本当になんだか釈然としないものが確かに存在しているわけであり・・・・・。
また、もしこのカップルが本当にうまく行ってしまい、結婚でもしてしまったら、姑の妹Dは、恐らく“空きの巣症候群”になってしまい、病気で倒れる心配があったりするから、厄介だ。
すでに、彼女は何度も病気で倒れている。思い起こしてみれば、それらのほとんどが精神的ストレスだと思うので、寵愛してやまない長男が人手に渡ってしまう可能性を考えるだけでも恐ろしい。
ま、今後はどこまでMがこれらの問題の中心となって、ふんばっていけるかによるのだろう。がんばれ、M。そして、ちょっと遅いが自分の自由を確立しておくれっ!!。
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