ゼロの視点
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2003年01月08日(水) |
寒い・・・、そして仕事の状況も寒いっ!! |
ナントからパリに仕事で来ている、夫の幼なじみのMと自宅でアペリティフの後、インド人街へカレーを食べに行った。
夫と彼は、La Bauleというところにある別荘での隣人幼い頃からの隣人同士。Mは経済関係の翻訳業(英仏)と、自らも本を執筆したりなど、それこそペン一本で生活を担っている。
もともと彼は銀行員だった。同じ銀行で知り合った妻と4人の子供を設けたまではよかった。が、銀行員としてキャリアを上り詰めるものと夫を信じていた妻だったが、夫Mのほうは、昔からペン一本で稼ぐ生活に憧れていたため、時期を見計らって銀行を自主退職。その頃から、夫婦の関係がギクシャクしはじめた。
その後、別居となった。妻が夫を追い出したのだ。しかし夫もさることながら、追い出されたアパルトマンのまん前に、住み始めた。窓を開ければ、残してきた4人の子供に挨拶できる、という仕組み。
10年間の離婚訴訟が済んだのは昨年の8月のことだった。夫の不貞ということで最終的に訴えていた妻だが、結局それは彼女の妄想だったことがきっちり証明されたのだ。修行僧のような彼が不貞を働くってこと自体、想像するのも不可能なのだけれど。
ところで、彼は、フリーで働いているのだが、非常に毎日規則正しく生活してる。おまけに語彙や表現力の豊かさ(話しているだけでも)は素晴らしく、こういった人が本を書いているのは非常に納得できる。
が、こういったレベルの人であってはじめて本が書けるのであって、わしに書けるのか?!?!?!、という不安が同時に襲ってくる(汗)。なので、これからしばらく仕事に専念します・・・・・・。そして、生活もちょっと規則正しくしてみようと・・・・・。
とりあえず30頁分、一気に仕上げてみようか・・・・と。
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