ゼロの視点
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土曜日の晩に、ナントに住む夫の幼なじみでモノ書きのM1に今までの原稿を送ってみた(彼については1月8日の日記参照)。あわよくば、プロ中のプロがわしの原稿に赤入れてくれないかなァと思ってのことだった。ついでに、レンヌ在住の夫のいとこM2にも原稿を送ってみた(彼についてはクリスマスのロシア美女との日記参照)。
そして、日曜日の昼過ぎにノンキに起きてくると、双方から“喜んで”校正をしてくれている旨が伝えられた!!。二人とも強烈に歴史に詳しいうえに、一人はプロ。さあ、どんな批判が来るのか?、と少しドキドキしながら原稿の返信を待つ。
午後4時過ぎに、M1からのメール着信、開くとそれはもう感激ものの赤が入った私の原稿があった。すごい仕事をしてくれた。必殺仕事人!!。文章をチェックするだけでなく、歴史考証、私の視点からの構想などを、友人としてじゃなく、プロとして率直に評価&批判してくれた。これは私にとってはすごいプレゼントだ。夫もこれに刺激されたのか、突然やる気になってきている(笑)。
一方、M2は送られてきた私の原稿をすぐに3部にコピーして、それを姑宅と自分の母親の家に持っていき、3人がかりで校正にとりかかってくれているという。おお、スゴイっ!!。ジャーナリストの妻として数十年間、毎日夫の原稿を読み、意見を言い続けてきた姑がどんな口を挟んでくるのか(笑)?。
ところで、人に校正を頼んでおきながら、ソファーの上でくつろぎながら私達夫婦はテレビを観ていた。その間にでも少しでも仕事を進めておけばいいのだが・・・・(汗)、気がついたら思いっきり昼ねまでしていた。
そして夜10時すぎに、いとこのM2グループからの返信が届く。それぞれの校正を見ながら電話をして、ダイレクトに感想や批評を頂戴する。各人のキャラクターを象徴するかのようなありがたい意見が聞けて、これまた本当に助かった。プロの意見は本当に貴重だが、姑のように文章自体への美意識が強く、それでいてまったく日本の歴史に疎い存在の意見も貴重だったりする。
それにしても、本当に家族&友人のあたたかい支援には感動した。逆にここまで支援してもらった以上、決してギブアップはできねーな、と実感。M1とM2はゆっくり休める日曜日を一日私のために費やしてくれた。
夫もここまでの支援を間近で見て、今までテキトーにしか自分の妻を支援してなかったことを恥じた(笑)らしく、全員の校正をあつめて、それに今度は自分の校正を付け加え、仕事を始めだした。スゴイ。
やっぱり、何事も夫ばかりを信頼したり、見つめたりしては駄目なのよねっ!!と、これまた実感。夫に“暗黙”のうちに刺激を与えるのはいいことだ。中国のことなら面白いが、日本の歴史なんて・・・ケッ!!という感じの夫だったが、マジで興味を持ち出してきたようだ。またまた私の作戦が成功しつつあるようだ(笑)。
そんなわけで、夫はなんと午前3時過ぎまで校正の鬼になってしまい、その後私がすべての校正を再チェック。気がついたら月曜日の朝7時すぎだった。
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