ゼロの視点
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同じ区に住むY嬢からの誘いで、とある語学学校での日本映画無料上映会に行ってみた。日本書籍専門書店などで、この学校のパンフレットは目にしていたものの、どんなところかよくわからなかったので、ソレ知りたさもあった。
指定された時間に行くと、授業が終わったあとだったのかどうかは知らないが、顔は“外人”なのに、日本語をまるで日本語のように話す人が数人いて、興味をそそる。何気なく、資料を読むフリなどして、彼らの会話に耳をやるが、本当に日本語うまいっ!!。
さて本日の映画は2002年に公開された『カタクリ家の幸福』。沢田研二、松坂慶子、丹波哲郎、忌野清志郎、武田真治等出演のお馬鹿なミュージカル。タダという言葉の響きに弱い、典型的なフランス人の夫も、やってきた(笑)。
個人的には、どうなんだろ・・・・、この映画。丹波哲郎の演技に、ときどき笑えたけれど、なんか笑わそうとしている製作者側の意図に、節々にカチンとしたりもした。あと、浪花節的なものも、妙に苦手なゆえに、この効果と狙ったワライのリズムに少し興ざめ。
ということで、次回の映画についつい期待してしまう私。これから時間がある限り、しょっちゅう映画を観にここに出没してしまいそうな予感。
逆に、非日本人の観客の反応のほうが私には面白かった。ネライどおりに笑っている人もいれば、ムスっとしている人もいる。とはいえ、この映画のワライは、ある意味での日本お得意の“内輪ネタ”的なものが多かったので、そこをどう理解していたかまでは、知ることができず残念。
映画のあとは、Y嬢夫婦と、日本語スピーカーのアラブ人女性とその彼、そしてもう一組の日本人女性M嬢とアメリカ人の彼Cと一緒に、日本レストランへ行く。色々と話が弾んでとても楽しかった。
ところで本日はバレンタインデーだった。こっちでは男性が女性に花束なんぞをプレゼントするのが多いらしいが、我が夫は、キッチンの壁にかかっているタタミ一畳分のホワイトボードに、花束の“絵”を描いていた・・・・。
ま、これだったら水をやらなくても枯れないから、いいかも?!?!?!。
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