ゼロの視点
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午後、いとこのI嬢とメトロ2番線のJaurèsのホームにて待ち合わせしてみた。彼女はそこまで5番線できて、乗り換えのために結構歩くハメになるはず。また、ちょっと“日に焼けた”人達がたくさんいるので、人によってはこの辺の雰囲気を怖いと思うかもしれない。
私が待ち合わせの時間にちょっと遅れていくと、すでにI嬢がいた。到着するや否や、“はじめてのおつかい”みたいだったよ・・・、という(笑)。もう、私のネライ通りっ!!。ここ連日彼女に付き添ってパリを観光しているが、こうやって、どんどん一人で緊張する機会を増やしていき、来週からは完全に自立してもらうつもり。
さて、2番線はJaurésから乗車して、Etoile方面に向かうと、途中駅Romeあたりから乗客の顔がガラッと変化して非常に面白い路線。Romeあたりから、“日に焼けた”人々の率がグーーーンと減って、“色の白い”人々が増えてくる。来ている服や、雰囲気もかなり違ってくる。
Etoileで乗り換えさらに6番線で、Bir-Hakeimに向かうが、ご存知の通り、EtoileからBir-Hakeim間は、Passyなどもありブルジョワ地区ゆえに、やはり“色の白い”人々が大多数。短時間でこうも人種が変化する様を目の当たりにして、I嬢も非常に面白がっていた。
私はパリ日仏会館で用事を済ませ、その足でエッフェル塔やシャイヨー宮などを観光。エッフェル塔の下にやってきたのは何年ぶりか?!?!?!。
凱旋門も見たいというI嬢だったが、そ知らぬフリをして、とりあえずTrocadéroからオペラ方面のバスに乗ってみる。左の窓側にI嬢を何気に座らせておいた。そしてふと、凱旋門が彼女の目の前に出現したので、彼女は非常にビックリ。その様を見て、まわりの人もついつい笑っていた。
オペラ界隈にくると、今度はたくさんの日本人や日本レストランを目にして、それはそれで新鮮に驚いているI嬢。こうやって観光客の視点でパリを歩くのは、私にとっても妙に新鮮。きっと仕事のヒントになってくれることだろう。
ということで、明日は、Strasbourg St-Denisの裏界隈からChâteau d'Eau、その後にBarbesからChâteau Rougeの“日に焼けた”方々のコミュニティーなどを案内する予定。
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