ゼロの視点
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2003年03月16日(日) ユーロスター

 ユーロスターは、週末をはさんでチケットを購入するほうが断然安いということは、知っていた。でも、予定としたら、月曜日の昼過ぎにパリを発って、土曜日の昼過ぎにパリに戻ってくるという感じで、チケットが欲しかった私。

 駅にいちいちチケットを買いに行くのが面倒なので、とりあえずネットで予約してみようとトライ。が、週末をはさんでないと、予約すらできないことを発見!!!。どういうことだっ?!?!?!?!?!。おまけに、値段もわからない。非常に腹が立つ。

 で、次に、しょうがないので北駅に出向く。近代的な駅舎に、近代的なチケット売り場。しかし、働く公務員は、膨大な窓口の数に対して、ごくわずか。ま、これがフランスといえど・・・・。

 ユーロスター専門の窓口はとっくに閉まっていたが、普通の窓口に並んでなんとか、値段だけでも出してもらおうと思った。窓口の人が♂だったので、ニコッと笑って話し掛ければ、なんとかしてくれると思ったが、結果その通り。

 とりあえず、希望の日付でチケット状況を見てもらい、値段を出してもらった。窓口のにーちゃんが、

「高いよ・・・」と言って薄笑いを浮かべる。
私「高いって、いくらになるの?」
にーちゃん「本当に高いんだよ・・・・」
私「でも、いーから教えてよ、払うかどうかはわからないけれどっ!!」
にーちゃん「往復2人で、840ユーロ」
私「は、は、はっぴゃくよんじゅーーーーぅっ?!?!?!」
 
 私があまりにも大げさに驚いたようで、窓口のにーちゃんが爆笑している。でも、笑い事ではないっ。なんなんだ、この値段は?!?!?!。ちなみに、土曜日に戻ってくるところを、日曜日にたった一日延ばしたとして、もう一度計算してもらったら、今度は、二人で200ユーロにも満たなくなる。

 さんざん、色々と計算してもらった挙句、ここでの購入を辞めた。後ろを振り返るとたった一つの窓口に、まだかまだかと不満そうに並んでいる客がたくさんいた。

 一度家に帰り、もう一度ロンドンでの予定を考え直し、予定より、早めに出発することにして(土日を入れるために)、再びネットで予約作業をしてみた。すると、今回は、ちゃんと土日をはさんでいたために、きちんと作業ができる。今週末のチケットなので、大幅ディスカウントにはならなかったが、それでも、一人129ユーロでなんとかなった。

 土日をはさまなかったら一人420ユーロになっていた代物だと思うと、何でも安く感じる(苦笑)。しかし、ウイークデーにユーロスターを使いたい人は一体どうしているんだろうか?!?!?!。会社払いならいいだろうが、それが自腹だったら、たまらん・・・・・・。

 あまりにも理不尽な値段設定に、たいそう不満なゼロでした。


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