ゼロの視点
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2003年03月30日(日) 餃子・・・・・、それはバカのひとつオボエ

 夜、人を招いている。が、サマータイムで一時間早く進んでしまって、すでに夕方になろうとしているのに、まだ何にも買い物さえしていない私。そして、おまけに本日は日曜日。さーて、どーするか?!?!?!。

 パソコンで確定申告するために、一日中苦手な書類と悪戦苦闘している夫がいるので、日曜日でも夕方まで営業しているマルシェなども、そう簡単に調べられない。が、どうしようもなくなって、夫に気分転換に検索してみてくれと頼んでみた。

 彼が当てにならないのは承知の上だが、期待しないで待っていると、まるで秘書のように、マルシェリストを印刷して私に運んできてくれる。ギョッとしたものの、感謝の意を伝え、渡されたリストを見てみると、すべて午後2時半で終了してしまうマルシェのリストだった。時計を見ると、すでに午後4時を過ぎている・・・・。

 ああ・・・・・、やっぱりね・・・・、期待した私がアホだった・・・・。


 そんなわけで、日曜日でも必ず営業している中華食材店に、I嬢と足を運ぶ。手抜きでシュークルートを用意したかったが、この店ではそんなものは売ってない。ゆえに、餃子を作ることになってしまった。思えば、先週の日曜日は、ロンドンのM嬢宅で餃子を作っていた私達。I嬢は、ロンドンとパリでそれぞれ餃子作りを経験するわけだ。でも、いったい彼女は、こんなことをするためにわざわざヨーロッパまで来たのだろうか?。

 フードプロセッサーであらゆる材料を切り刻み、二人で黙々と餃子作り。そんな様子も気にせず、ひたすら確定申告で苦しみ続ける夫(笑)。

 すべてを順調に用意して一息ついたところで、ロンドンでのライブを成功?、させてパリにやってきたH氏とその彼女KI嬢がやってきた。4人で日本語で話し込んでいるところに、画家のCがやってきた。Cは夫の古くからの友人。日本語ばかりじゃ、夫も飽きるだろうと思いCを招待しておいたのだが、肝心の夫は、パソコンの部屋に篭って、相変わらず確定申告中。

 幸いにも、H氏とKI嬢はフランス語が話せるので、私が司会者のように話を回しながら、場を作っていくことができた。

 時間も時間なので、食事をテーブルに並べはじめると、それに調子よくあわせたかのように、確定申告を無事終わらせた夫が居間に登場。いつも思うが、本当に一人で5人分くらいやかましい存在なので、慣れたつもりの私でも、突然招待客が増えた?、感覚に襲われる。

 話の途中で、本日がH氏の誕生日だったことを知る。その途端、夫が何かをしたくなり、台所へ走っていく。一体何を持ってくるのだろうか?。一抹の不安がよぎる・・・・・。夫はアイスクリームと、火を灯した蝋燭を一緒に持って戻ってきた。その蝋燭は、つい最近まで電球が切れたトイレで使われていたモノ・・・・・。そんなことも知らずに、H氏は半ば義務で、みんなに誕生日を祝われ、蝋燭の火を吹き消していた。

 連日のハードなスケジュールでヘロヘロになったH氏とKI嬢が帰路についた午後11時すぎ、Cの彼女である版画家のMがやってきた。CとMが一緒にいる姿を見るのは久々だ。その後なんだかんだと話が盛り上がり、午前2時過ぎにおひらきとなった。


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