ゼロの視点
DiaryINDEXpastwill


2003年04月27日(日) とある雑誌の記事にて・・・・

 土曜日の夜、ハムレットを観劇してきた。ところどころ、スペシャルな語彙があって、判らないところがあったが、幸いにもストーリーは完全に把握していたので、救われた(笑)。

 さて、土曜日は予想以上に仕事もして(睡眠時間を削りに削って)はかどった安心から、またいつものように本日の朝(日曜日)は、信じられないほどの寝坊・・・・。気がついたら、ギニョルが終わる時間だった(汗)。

 起床と同時に、朝早くから起きていた夫が、“ハラ減った・・・”ということで、いきなりランチ。ワインも飲んでしまって、寝起きなのに、すでに昼寝したいモードに・・・・・。ここで、私は、“遅くおきたけれど、自分の生活モードを守るために、あくまでも軽い朝食をとった後、仕事に復帰するっ”と宣言してもよかったが、いかんせん、性格があまりにもエピキュリアンなため、ついつい心地よい選択をしてしまう。

 さて、ランチのあと、ほろ酔い気分のまま、とある日本雑誌を読み始めた。そして、ある人のインタビュー記事を読んでいると、強烈なデジャヴに襲われる。アレっ、アレっ、アレっ?!?!?!?!。

 絶対この人のこと知っているという感覚・・・・・・。そうしたら、本当に知っている人だった(笑)。なぜなら、大学の先輩の夫だったからだ。昔、友人から“この人”についての、曖昧な輪郭だけを伝えられていたので、なんとなく、彼のことを知っていた。そして一度だけ、“その人”を先輩と一緒にいるところに出くわしたこともあった。

 が・・・・、実際に彼が何をしているのか、実はよく知っていなかった(笑)。そして、本日、雑誌の記事を通して、よーーーーくわかってしまったのだ。


 記事を読んでいて、もしかしたら、私の仕事を将来かぶる可能性もあったりして、意味もなくドキドキ、ワクワク・・・・。と同時にヘンなライバル意識も生まれてきて、なんだか落ち着かなくなってきた。それプラス、結局昔から知っている知人・友人の多くは、大企業などに勤務していず(勤務できない、というのが正しいっ)、好きなことだけをやって、それを極めている(現在のところ)人しかいない・・・、という現実にも、少しウロタエタ。

 さて、私は思うところがあって、大学のゼミの人たちとは、意識的に距離を取っている。というよりも、現在のところ“ゼロは行方不明っ!!”という立場をとって久しい。それでも現在交流のある同窓生たちは、私と同じように、大学との距離を取っている人ばかり。

 それにしても、ネットというものは、ある意味怖い。なぜなら、今回、この記事を通して、好奇心にかられて彼らのことを検索したのだが、たまたま彼らが本名で活躍していたので、あっという間に、彼らの近況に到達できてしまった。ま、ある意味商売なのだろうから、本名も隠さないほうがいいのかもしれないが、じゃ、私が同じことをするか?、といったら、答えは100%“NON”だ・・・・・。

 今、執筆中の本も、私がギブアップしないかぎり、来年の4月には書店に並ぶはずだが、それには、日本においての私の本名をさらすつもりは毛頭ないっ!!。奇妙なことに、夫の姓と自分の名前を晒すのは、そんなに気にならない。が・・・・・、そこに複合性として、自分の苗字をさらし、さらにはそれを漢字で晒すことに、異様なまでの抵抗がある・・・・・。

 ああ、自分でも、自分が奇妙に思えてならない。なんで、そこまでして、自分の素顔を出したくないのか?!?!?!?!。ま、一つの理由に、インタビューでもなんでも、ダイレクトなコンタクトを好む私。ゆえに、ダイレクトなコミュニケーションには、どこまでも自分を晒すことに躊躇はないが、自分をしらない不特定多数の人には、自分の素顔を知られたくない・・・・、という、あまりにも強い願望があるのだと思う。

 そんなわけで、ゼロという名前を用いて、書きたいことを書き、ストレスを発散し、それでいて、仕事のように、原稿チェックもないでいられるこの空間は、現在神経衰弱気味になっている私の最低限のバランスを保つのに、少しだけ役立っている・・・・・、というわけだ(笑)。

 さて・・・・・、久しぶりに、この先輩とコンタクトを取ろうか否か・・・・・?!?!?!、


Zero |BBSHomePage

My追加