ゼロの視点
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本日は、ストの日。夫は、アパルトマンを出た瞬間にヒッチハイクに成功して、“普段よりも遅く家を出て”、“普段よりも早く会社に到着”したそうだ。乗せてくれた女性の行き先と、夫の行き先がほぼ同じだったことも幸いしたようだ。(※ストの時は、夫はヒッチハイクで通勤するのが常)。
おまけに、この女性はパリにおける、とある日本企業で10年以上管理職として勤務した経験があるらしく、“ネタになる”と思ったらしい夫は、さっそく私の名刺を渡して、私の代わりにインタビューのアポを取ってくれたらしい(汗)。
さて、この日記上で頻繁に仕事のグチを語っている私だが、今回だけは毎日定時に出勤する仕事じゃなくて、よかったぁ・・・、と思った。
先週から、早寝早起きシフトになっている私だが、夫が出て行ったあと、そう簡単に仕事に着手する習慣までは、まだ得られていない・・・。ああ、やっと私一人の時間〜ッ、とついついネットで里帰り中の旅行の下調べを開始。こういった助走がないと、高いハードルは越えられね。
いちおう6泊分の宿はネットで予約したのだが、最後日の大阪でのホテルをどうしようか?!?!?!、と未だに迷っている私。激安のセミダブルベットお二人様使用という、6200円のホテルなのだが、最近になってちょっと不安になってきた。
だいたい、想像できるホテルの感じ・・・・。狭い部屋に、壁に張り付いたようにある、セミダブルベット・・・・。安さを取るか、それとも快適さを求めてあとちょっと上乗せするか?。ああ、それが問題だ。
そんな時、ふと閃いた。ラブホテルはどうだろう?、と。とりあえず、ラブホだったら、ベッドはデカイはず。そして、そんなに高くないのでは?、と思い、さっそく検索開始!!。そして見事にたくさんヒット。実際にラブホの巡りしているような錯覚に陥るほどだ。
私の希望は、まず予約が取れること。なぜなら、当日希望の部屋がなく、それ以下のみずぼらしい部屋は嫌というのと、ゴージャスな部屋だと予算がない、というわけ。次に、どうせ泊まるなら、インターネット割引があって、これぞ日本人の発明!!、ッテ感じで妙におかしい部屋がいい、ということ。なぜなら、そんなホテルはフランスにはないので。
あまりたくさんのサイトを見すぎて、ラブホテル酔いしてきたが、どうにか候補3件を発見。宿泊のお客は、チェックインのあと、外出もできるし、ベッドがボクシングのリングになっているという変り種で、7000円台というお値段(笑)。
次に住所を調べていて、よくわからなくなったので、大阪で合流する予定の友人Yに電話する。上記の可能性を語ると、彼女は半ば笑い、半ば呆れつつそれぞれの候補ホテルの界隈などの説明をしてくれる。メルシーっ!!。
友人Y「あんた、ようそこから外出する気になるなぁ?!?!?!、わからんはっ!!」と言われた(笑)。
ま、いずれにせよ、夜に大阪到着して、その後友人Yとその彼T氏と一緒に食事して、大阪市内めぐりなんてしたら、ホテルに戻ってくるのは遅くなる。それプラス、翌日は早起きなので、ほんの数時間、“どーせ泊まるなら”1000円弱の差額で得られる広いベッドと、それプラスのちょっとしたシャレが欲しいだけなんだが・・・・・・、そう・・・・・、日本社会観光のひとつとしてっ!!。
本当に予約するかどうかはまだ決めていないものの、候補の部屋の写真をみせたら、夫が大爆笑していた。
「日本人、スゴイっ!!」と。
というわけで、妙に日本人であることに、新たな誇りを感じたゼロでした。
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