ゼロの視点
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2003年05月16日(金) とあるシャンソン

 私は、家にいるとき、殊に、家事をするときにエプロンなどはしない。でも、自分の服が汚れるのがどうも耐えられない。日本から持ってきた服は、意外に高価で、素材もいいが、こっちで購入した服は、安っぽいものが多い。

 で、安っぽいからそれならそれで、汚れてもいいのでは?、と思うが、それもなぜか気に障る。では、どうするか・・・・・・・・?。

 そんな時は、だいたい夫の服(特にワイシャツや、セーター類)を失敬する(笑)。私171cm、夫178cmなので、だいたいOK。たまに夫は、私の服(大きめのセーターや、バスローブ等)を失敬するが、それは、どうも許せない。実に不公平なシステムだが。

 で、最近になって、結構夫がこのシステムに文句をたれるようになってきた(汗)。それの、彼なりのやりかたで、だ。どういうやり方か?、というと、下記のシャンソンを、妙に明るく大声で歌うのである。



L'habit qui n'va pas, c'est pour mon papa
Les plus beaux vêtements, c'est pour ma maman !
Le livreur c'est tout le temps pour ma mère
Les factures, c'est tout l'temps pour mon père
Les vieux pyjamas, c'est pour mon papa
Les dessous troublants, c'est pour ma maman
Ses chaussures sont coquettes mais les plus sales chaussettes
Aux trous grands comme ça, c'est pour mon papa !
C'est à maman qu'les gens font toujours des beaux cadeaux
Mais papa, c'nigaud, ne reçoit qu'la peau
Tous les ans, le jour d'sa fête, maman se fait offrir
Des choses de prix qui font toujours plaisir
Elle a des objets d'art, des sacs en peau d'lézard
Et mon père a aussi des sacs en peu d'zébi !

どうしようもない服は、パパ。
素敵な服はママ。
いつも配達されるギフトは、ママ。
その請求書は、いつも、パパ。
ヨレヨレのパジャマは、パパ。
セクシーなランジェリーは、ママ。
ママの靴はおしゃれでだけど、
すごく汚くて、大きな穴のあいた靴下は、パパ。
プレゼントは、ママ。
だけど、まぬけなパパには、何もない。
毎年、彼女の誕生日には、高価なプレゼントが届く。
ママはアンティークなモノも、トカゲのバックも持っている
でも、パパもキンタマの皮(←何もないの意)のバックを持ってるよ。




 という、1930年に作られたシャンソンの、リピート部分を抜粋してみた。まだ、上記のレベルにまで達してないんだけれど、な、ワ・タ・シ。とにかく物凄く明るいメロディーのシャンソン。お試しアレ。


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