ゼロの視点
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2003年07月05日(土) Japan EXPO

デファンスで開催されている"Japan EXPO"に、昨日と、本日通った。仕事の件がなかったら、なかなか足を運ばなかっただろうと思う催物。簡単にいうならば、コミケとコスプレ大会が混ざったようなもの、だ。

 ゆえに、フランスの“アニオタ”がたくさん集結する、熱い催物でもあるのだ。せっかくの機会なので、二日連続、夫を引き連れていく。コミックの出店や、"fanzine"と呼ばれる同人誌のスタンド、ゲームコーナー、そしておまけの日本文化紹介コーナーなど、よりどりみどり。

 本日の土曜日は、個人のコスプレイ大会がある。これを一度見たくて、早めに行ったのだが、もうスゴイ人。ギリギリで入れたのだが、まともに座っている人に尋ねてみたところ、4時間も前から会場に入るために並んでいたそうだがから、ビックリ。

 出場者だけじゃなくとも、コスプレしている人がたくさん。これが、噂に聞いて久しい、フランスのアニオタの実態だったのかっ!!!!!、と、妙な感動を覚える。夫は、またまた林家ぺーになってしまい、デジカメであらゆるコスプレ人間を激写しまくり、おまけにインタビューまでしている。これは、私にとっても、楽だったりする(笑)。なぜなら、夫がどんどん取材してしまって、私は仕事しなくていいのだからっ。

 ゲイパレードもどきの仮装もあるが、人種が違うのか、シャイなひとも多いのが、また感動的。舞台に出てきて、長いこと準備をしてきた衣装で思いっきり表現できるはずの日なのに、すぐ引っ込んでしまう人が何人もいた。

 それにしても、西洋人が、日本のマンガのパーソナリティを真似るというのが、ツボにはまってしまって、終始笑いが止まらなかった。もともと日本の多くのマンガは、西洋人のような大きな眼、スタイルだったりするのに、それを西洋人がまたまた、なんとか日本人の想像する西洋人に一生懸命コスプレイするのだから。

 アニオタという人種が存在することは、ちょっとだけ耳にしたことがあるだけの夫だったが、今回、実物を見て、あらためて、彼も妙な感動を覚えていたようだ。とはいえ、マンガをこれから読んでみようとはあまり思わないらしいが。

 この催物に後ろ髪を思いっきり引かれながら、友人夫婦F&B宅でのディナーへ向かう。タイ人であるBの、手づくりタイ料理が美味しかった。だが、招待客がほとんどフランス人だったので、辛さ控えめでちょっとガッカリ。招待してくれた友人夫婦は、非常に寡黙で真面目な人達ゆえ、今回は、あまりバカ話などをしないように、私なりにちょっとだけ気を使ってみた。私も大人になったものだ(笑)。


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