ゼロの視点
DiaryINDEX|past|will
仕事の波に乗れたな?!?!?、と思うと、全然違った用事が入ったりして、未だに、完全にリズムをつくれきれずにいる。とはいえ、さきほど今まで書いた原稿のページ数を数えてみたら、とりあえず、半分近くは書き終えていることに気付いて、ホッとする。
予定原稿数の5分の1は、今年の初めにやっつけておいた。そしていい気になって、7月の中旬まで“書く”ということは、全くやらないでいた私。一応、構成を練りながらインタビューしたり、意味不明に思索に耽ったり、プレッシャーで硬直したり、どうしようもなくなって里帰りして、思う存分遊んでしまったり・・・・、と長い回り道をした挙句、本当に尻に火がつきはじめたのが7月の中旬。
さすがに猛烈に焦って、ヒステリーを連日発生させながら、半月ほど仕事ばかりしていたら、ヨーロッパ全体も猛暑になり、南部では、あちこちで山火事が発生している・・・・・。ニュースでフランスをはじめ、スペインだの、ポルトガルだのの山火事の映像を見るが、それがそっくりそのまま自分の現状に置き換えられてしまうから恐ろしい。
わが身の不幸を呪いつつ、山火事の消火作業に懸命な消防士らの姿を見ると、ああ、彼らに比べたら、私の状況など、笑っちゃうほど気楽なのだ・・・、と妙に神妙になる。
恐らく、私は締め切りまでに原稿をすべて書き終えられないだろう・・・・。出版社から訴えられるのだろうか?!?!?!。わからない・・・・。一度は、出版社に“もーやめたっ!!”という、責任放棄の手紙まで書いたが、それを書いている最中に、こんなことをフランス語で書いているなら、何故原稿が書けないのか?、と自問自答地獄に陥り、気がついたら、絶望的になりながらも仕事を続けている自分自身を発見。
奇妙なものだ・・・・・・・・。
未だに、日本語のように強烈なラストスパートがかけられない状況にあるが、それでも毎日原稿を書くスピードが、穏やかながらもアップしてきていることに先ほど気がついた。星一徹のような夫に味噌クソに批判され、そのたびに夫の首を絞めたくなる衝動を抑えながら、今までやってきたが、どうなるのだろうか?。
先日は、痴話喧嘩の末に、女優のマリー・トランティニャンが、交際相手のベルナール・カンタにぶん殴られて、死んでしまった。とはいえ、劇的な二人の喧嘩直前までは、二人はラブラブだったような記事にたくさん出くわしている現在。ううーん・・・・、わが夫婦も仲良かったり、突然喧嘩になったり最近サイクルが非常にめまぐるしく変化するが、気をつけなければ・・・・、と戒める。
ヨーロッパは燃えている。そして、私の尻にもとうとう火がついてしまってから久しい。鎮火するのはいつなのだろうか?!?!?!。私自身が放火犯であり、消防士になって、火を消さないと、わが夫婦が上記のカップルのようになってしまう確率が上昇するだけだ(汗)。
そんななか、明日の夜から姑の実家にむけてTGVに乗る。彼女の80歳の誕生日セレモニーに出席せなあかんのだ。本音では、そんなのにいちいちつきあってられない・・・・が、行かねばならぬ・・・・、というわけだ。ゆえに交渉に交渉を重ねて、24時間だけの滞在でパリに戻るというスケジュールの死守に成功。これに対して、姑はかなり不満のようだが、放置プレイ。
本日、姑が生息している地では、気温39度を記録している。暑いうえに、一触即発でワシらの間にも火の粉が上がる可能性は高い。本当に、何もかも燃えている。さて、どうなることやら?!?!?!?!。
|