ゼロの視点
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2003年09月12日(金) シンクロニシティ

 最近、シンクロにシティが頻繁に私の身の回りで起こっている。もともと、こういったことは日常茶飯事だったので、あまり気にしないでいたのだが、それにしても、今回のことには少し驚いている。

 きっかけは、先日の日記にも書いた“昔のビデオ”だ。3年以上ビデオカメラ自体が壊れていて見られなかったのだが、ある日ふと夫が諦めたようにあちこちをいじっているうちに、見られるようになったのだ。

 そして、色々と懐かしい人が登場するビデオなどをボーっと、時間を見つけては見ていた。ビデオは10年以上も前のモノもたくさんあり、私が夫と出会う前の、おもしろい(ま、あくまで個人的だが)映像も楽しんだ。

 様々な映像を見ながら、“あの人どうしてるんだろう?”“実はあの人最初に会った時云々・・・”等と色々二人で何気なく話す。ま、何気ない光景なのだが・・・・・・・。


 するとどうだろう、今まで映像で見た人達から、その翌日に電話がかかってくるのだ。それだけじゃなく、おとといは、自宅のアパルトマンをから路上に出た瞬間、わしら夫婦して出会い頭にぶつかった人間が、前日にビデオで見たばっかりの友人Cだった。

 ビデオを見ながら、ふと私が“あ、この人の家、一度は行ってみたい”などと言うと、その翌日に、当人から“我が家にいらっしゃいよ”と誘いがかかる。そして“この夫婦どうなっているかな?”と妙な不安とともにコメントした妻から、翌日“離婚することになった!!”と電話がある。

 そんなわけで、9月1日に昔のビデオを見始めてから現在まで、立て続けにこういったことが起こり、共時性の流れのまま、実際に5軒の御宅にまで訪れた私たち・・・・。

 思えば、私がフランスに住み始めて以来、言葉が不自由な面を補うように他の感覚が一段を鋭くなったとような気がしている。夫は夫で、もともと“電波”君なので、誰かが彼に電話をしている際のプッシュフォンの音が聞こえるタイプ。よく友人・知人らに、わしら各々がもっとこれらの能力を利用して金を稼いだらどうだ?、とも言われることもあるが、そこまで発達しているわけでもない(笑)。

 媒体として色々キャッチしてしまう情報の料理の仕方をしらない、と言ったほうがわかりやすいか?!?!?!。

 ちなみに昨日は、本屋でとある本に突然眼がクギ付けになり、買うか買わないか非常に迷った末、とりあえず今買わないほうがいいという予感に従い家に戻ると、夫が“なぜかこの本を買わなきゃいけないような気がして”購入して私に手渡した。

 また、私たちの周りがグルグル動き出してきたのだろう。さて、今回はどこに行き着くのでしょうか?!?!?!。


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