ゼロの視点
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久しぶりにネットでダラダラしたいと思い、“2ちゃん”にアクセスしたのが運の尽き。なんと、とある人が9月16、17日前後にかけて、60%の確実で南関東大震災が発生するとやらの発言により、掲示板の回転の早いことといったら・・・・・。
最近、あまりネットで日本のニュースを追ってなかったので、寝耳に水。本当に来るの?!?!?!、と半信半疑、半ば面白がって書き込みを追っていくうちにすでに数時間経過(汗)。ついでに、リンクされてた、大正12年の関東大震災の“音”ってのを聞いた途端、突然笑い事ではないような気がしてきた。リアルな音。ああ、怖っ!!。これが非常に長い。ラベルのボレロのように静かに始まり、音を重ねつつクライマックスに向かう。
仕事から戻ってきた夫に、この音を聞かせてみたが、いかんせん地震の怖さを知らぬ国に生まれ育ったオヤジ・・・・・、へえ、って感じで聞いているだけ。ああ、どうせそんなものなのよね、あんたにとって・・・・、と落胆。
この噂が本当になるのかどうかはしらないが、いつ発生してもおかしくはないと言われている南関東大震災・・・・・。地震発生を知り、急いで日本行きの飛行機に飛び乗ったとしても、交通手段などが完全にいかれてしまった中、どうやって私は実家にいきつくことになるのだろうか?!?!?!?。成田空港すらイカレちゃったら?!?!?!。
そして、やっとたどり着いたところで復旧作業などに加わるなどした場合、いつフランスに戻ってこられるのやら、さっぱり見当がつかない。
阪神大震災の時は、まだ私は日本のそして関東地方に住んでいたので、テレビで悲惨な光景をただ呆然として見ているだけだった。被災地に故郷を持ち、海外でこのニュースを知った人などのことなど考えることもなかった。そして今年の東北地震の時も、驚いたものの、それ以上は考えなかった(エゴイストですな、相変わらず・・・・)。
が、関東・・・・、と言われると、もうドキドキしてしまう。夫にこの不安を話すと、みんなで地震が来そうな日を狙って、どこか遠いところでキャンプ生活していればいいんじゃないか?、とノンキなことを言ってくる。
ま、一理ある。とはいえ、たかが雑誌一冊にも愛着を持ち、それを捨てられず溜め込んでいる夫の性格をついて、「じゃあ、あんただったら、最低限のモノだけ持って、さっさと自宅から離れられるの?」と聞くと、無言になる。
そういうものだ。
話はズレるが、阪神大震災では6000〜7000人の方がお亡くなりになったということだが、今年のフランスの猛暑で、11000人以上が亡くなったということをあらためて思い出し、実はとんでもない災難の中を自分が生き抜いたのか?!?!?!、などと思ってしまった・・・・・。
しかし、同じ言葉で単に災難と言っても、地震の場合、たくさんの死者が出た上で、街自体が壊滅してしまうという二重ショックは、生き残ってしまった人間に果てしないトラウマを残すのは自明。
ああ、本当にいつか大地震がくるのだろうが、あと100年は待っていてほしいなあ・・・・。
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