ゼロの視点
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里帰り中に、非常によく耳にした言葉が“アラフォー”。まさしく、私がアラフォーなわけで、この世代がクローズアップされていると思うと、妙におかしくなってくる。そして、里帰り中に、私が交流する友人・知人の大多数がまたアラフォー女性ばかり。
極めつけアラフォーの友人MF嬢。1月2日に夫と息子2人と一緒に、彼女の実家へ挨拶をかねて年始の食事会へでかけたあと、その晩、夫にクルマで送られて私の実家にやってきた。
MF嬢の夫が「お届けにまいりました〜♪」と、彼女をうちに届けにきたのだ。そして、彼女の夫と息子たちはそのまま、家にクルマで戻っていき、妻でありママでもあるMF嬢は、この晩から、わが実家に2泊もしていくのだ。
そこに、近所の幼馴染のアラフォーMT嬢が、やはり家族との食事会を終えたあと、我が実家へ飲みなおしに合流してくる。皆で、お酒はちょっとだけ・・・等といいながら、気がついたら明け方まで・・・、といういつものパターンを2009年早々繰り広げ、すっかり明るくなった頃、MT嬢が千鳥足で家路についていった。
その後、爆睡しまくった私とMF嬢。昼には起床して、せっかくだからこれからどっか温泉旅行にでも行こうっ!、と盛り上がりネットで行き先を検索しているうちに、「昼寝する?」、とどちらからともなく言い出し、温泉どころか布団に逆戻して、ふたたび爆睡。
ようやく目が覚めると、完全に夜。ダラダラしすぎて何もする気がおこらないので、近所の寿司屋へ二人で行ったあと、スーパー銭湯にGO。露天風呂に入りながら、2時半もひたすらくだらないおしゃべりに花をさかせたためか、すっかりふやけてぶよぶよ。
MF嬢とは、10代の終わりから一緒に旅行しまくってきた同士。あの頃のように“ピチピチ”ではない私たちの肌をお互いにチェックして、「昔のようには、水をはじかなくなったねぇ・・・」と言い合い大爆笑。ここで、ショックをうけることなく爆笑していること自体、わしらが相当なばばあになってきていることがわかろうというもの。
風呂からあがるとまもなく日付もかわり、そんな暗い真夜中、ヒトケが全くない、無名の神社仏閣などを参拝。遠くからみたら、ただの仏像泥棒にしかみえないくらいの私たちだったが、こういう初詣が好きなのだからしょうがない。
そして、午前3時過ぎごろに家に戻り、ちょっと一杯ひっかけて就寝。とりあえず、こうしてアラフォーといわれるわしらは、年始早々、一緒にしたことが“昼寝”という、ただただ非生産的な時間を共有することで、見事にも現実逃避を堪能した。
自分たちの親が、私と同じ年齢だった頃、こんなことはしてなかっただろうなぁ、とつくづく思いながら、今、この時代にこの年齢で、妻、ないしは親でいることができてよかったのかも・・・・?!?!、と二人で妙に納得した正月だった。
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