KENの日記
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2002年05月06日(月) カシューナッツ売り

コロンボからキャンディに通ずる街道沿いに「カジューガマ」という場所があります。「カジュー」はカシューナッツで、「ガマ」は村を表しています。つまりカシューナッツが取れる村なのです。

この「カジューガマ」の名物はなんと行っても、派手な服を着た女性のカシューナッツ売りなのです。奥さんなのか、娘さんなのか、とにかく赤とか黄色の原色の服を着て、道行くドライバーに手を振って商売に励むのです。そうした「でみせ」(といっても小さな机程度ですが)が500mくらいの間に10〜15軒くらい集中しているのです。

考えてみると、商売において女性がこんなに工夫して売ろうとしている姿はこの国では貴重だと思います。そもそもレストランの給仕は殆ど男性です。名所旧跡でしつこく土産物を売ろうとするのも男性が殆どだし、そもそも相手の気持ちを考えてからというのではなく、自分たちの発想から抜けられないことが多いのです。

これを良しとして、今後どんどん販売合戦がエスカレートするのかどうか、またそれが本当に良い方向なのか、ふと考え込んでしまうのです。





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