2002年11月08日(金) |
Kandyペラハラの主役 |
非常にマニアックですが昨日の新聞で報道された「象」に関連する記事を紹介しておきます。
長らくKandyぺラハラで「聖なる仏歯」背中に乗せた運んでいた「Heiyantuduwe Raja」という象が6日の朝亡くなったそうです。享年70歳。この「Raja」が病気で倒れたため、急遽コロンボのガンガラーマヤの「Ruwan Raja」が今年のぺラハラで主役を果たしたのです。その「Ruwan」も今病に臥せっているのです。
Kandyぺラハラで「仏歯」を運ぶ役目は、「Raja」という象が1987年に亡くなるまで長らく50年間勤めたということです。Kandy仏歯寺に隣接する建物に展示されている立派な象の剥製はこの「Raja」であるはずです。この「Raja」のあと、ラタナプーラの「Saman Devale Raja」がこの役を引き継ぎ1994年までこの役を務めました。その後を、上記の「Heiyantuduwe Raja」が昨年まで勤めたのです。さて今年ピンチヒッターで大役を果たした「Ruwan Raja」の容態が良くないとすると来年のぺラハラは誰が主役を与えられるのか。
新聞記事は以下の観測記事を載せていました。現在、Kandy仏歯寺には12頭の象がいて、そのうち立派な牙をを持つ象は7頭だそうです。この7頭の中で、ぺラハラに参加して訓練を受けている象は4頭だけです。この4頭の像の名は、インドのラジブ・ガンジー首相から送られた「Indi Raja」、タイ王室から送られた「Vijaya Raja」、故ジャヤワルデネ首相から送られた「Jana Raja」、そして象の孤児院からきた「Eka Dalaya」です。この4頭はいずれも25歳未満の精鋭のようです。
新聞でははっきり書いていませんが、来年のKandyペラハラの主役の座は上記4頭に絞られたようです。ちなみに立派な牙は持つもののペラハラの経験のない3頭の象は以下のとおり。「Kaveri Raja」(インド首相から贈られた)、「Migara」(スリランカ大統領から贈られた)、「Sinha Raja」(スリランカ陸軍から贈られた)。
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