流れる水の中に...雨音

 

 

ブラックジャックと優しさと。 - 2002年09月06日(金)



最近まで 「ブラックジャック」に嵌まってた。
カードゲームのそれではなく いわゆるアニメーションのそれ。
関西では水曜日の深夜 二時半頃から1時間の枠で放送されてた。
「ブラックジャック制作委員会」というものが制作したもので全10話。
今まで私はブラックジャックになど興味もなかったのだけれど
見始めると嵌まった。毎週木曜日は寝不足だった。
誰かDVD売ってるところ知らないかな。集めたい。

で。
人に本当に優しくできるというのは
自分が強くないと駄目だという話をふと思いだした。
人に何かをしてあげることによって 
自分に不都合が生まれてしまったとしても
それを克服できるだけの実力や精神力などの強さがないと
途中で逃げ出してしまう。
奈落の底に落ちかかってる人の手を握ることができるかどうか(笑)
それをみて 「可哀相」などと言うことは誰にだってできるのだから。

ちょっと話がずれたか。

それだけじゃないけれど 人に優しくするって事は難しい。
自分に痛みが生じない範囲で何かをするというのは
それは本当の意味での優しさではないように思う。
極論かな。まあ、しないよりは優しいのだろうけど。

彼は私のことを「偽善者」だというけれど
私は偽善者にだけはなりたくないと思っている。
偽善者みたいな うそっぱちになるくらいなら
冷酷なほうがよっぽど誠実だと。
そうできているかどうかは別として。

だからあえて私は損を引き受ける生き方がしたいなと思う。
(これが偽善者か)
でも 何だか損を引き受けることで 何かから
ほんの少しずつでも許されるような気がする。
 
ああ これも自己満足か。

優しくなるって難しいねえ。







...




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