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あなたといる理由がみつからない - 2002年11月16日(土) 彼女は「あなたといる理由がみつからない」といったらしい。 友達を「選ぶ」というような事はしないけれど 結果的にいろんな意味でつきあいやすい人としか 長続きしていない。 それは感受性の問題で 同じようなことを同じように 痛みだと感じてくれる人でなければ 不用意な言葉にいちいち気分を害せねばならないからだ。 とはいえ その長続きしている友人達と 「つながっている理由」が特にあるわけでもない。 なんとなく繋がっているだけだから。 それが本当の「繋がり」というものだろうと思う。 だけれどもこと恋愛となると なにだかの理由付けを必要としてしまう。 「好きだから」ということも確かにひとつの理由かもしれないけれど その交際を継続し続けようとしたときに 「好きだから」だけでは自分を納得させられなくなる。 だから 結果的に その先にある「結婚」だとかそういう理由を 聳えさせて そして正当化する。 それがたとえば既婚者との恋愛だった場合 その理由付けが無くなってしまうわけだから なかなか交際を継続することは難しい。 人は非生産的な行動を受け入れるには余裕が必要なのだから。 だから彼女は そういったのだろう。 感情を理由にするには あまりにも心許ない。 私が彼と一緒にいる「理由」は沢山ある。 それはもう 「好きだから」なんていう理由よりももっと沢山。 今の私が砕かれたとしても 今の彼が砕かれたとしても 結局の行き着く場所が同じであると思っていられるから。 しかし 彼はどうなんだろうね。 ...
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