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仕事と夫婦とデプレッションと。 - 2003年04月22日(火) 旦那様の同僚の奥様が デプレッションとアノレキシアで 結婚後1年過ぎたころから ずっと実家に戻っている。 彼は週末ごとに 彼女の実家に赴き 奥様のご家族とともに食事をとる日々が1年続いている。 彼女はおそらく 世間一般の奥様に比べて かなり恵まれた状況にある。 けれども彼女は 何かに負担を感じ 何かに押し潰されそうで 何かに怯えている。 旦那様の後輩の奥様は 新婚旅行の途中にデプレッションをおこし 旅行半ばにして帰国。 その後ずっと実家に戻っている。 彼女の場合も 生まれながらに いわゆる一般家庭よりも恵まれた境遇に育っている。 彼に対して愛が無いわけではない。 それはもちろん。 だけれども彼と通常の生活をおくれなくなっている。 私の友人の奥様もしかり。 デプレッションで自分の子供に食事さえ与えられない 酷い状況になってた。 そのような状況が許されるということに 羨ましくすらあるのだけれど 最近そういう奥様が増えているのかな。 旦那様の共通項は みな多忙であること。 仕事優先で家庭に時間をさくことはほとんどなく そして奥様方はみなそれを仕方のないことと受容している。 たしかに仕事は仕方がない。 彼だけのためではなく奥様の為にも働いているのだから。 旦那様と奥様の目的が別々の場所に有っては 旦那様の忙しさも 仕事熱心なのも まるで自分の幸せを妨害する障害のように感じてしまう。 まるで自分は都合のためだけに置かれた存在なのかと そう感じてしまう。 旦那様が創り上げようとしていることを まるで自分の目的であるかと思わせるように そして共同の作業のパートナーであるかのように 時にはアドヴァイスを求めたり 詳しい仕事内容の説明をしたり 時には些細な協力を求めることは 奥様にとっても 旦那様の仕事への意識を高める役にたつ。 そうすれば旦那様だって もっと動きやすくなるだろうに。 奥様の意識を旦那様に向かわせないために 趣味を見つけろだとか 何か目的を持てだとか 外に丸投げをするようなことをいう旦那様がいるけれども 確かにそれも大切かもしれないけれど それ以前にもっと 相手をパートナーであると認めることのほうが 大切ではないのかなと思う。 家では仕事の話はしない なんて できる男のフリをしたいなら もっとちゃんと家庭をフォローできるようになってから 言いましょうね。 。。とはいえ現状として彼らは とても同情すべき立場にあって なにだか気の毒であるのだけれど。 ...
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