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結婚式 - 2003年06月02日(月) 昨日 彼の同期が結婚式を挙げた。 彼と新郎が同期で、新婦も同業種で一時は彼の下で 働いていた女性だったので 新郎新婦ともよく知っていた。 彼等は知り合って1年で挙式をした。 新郎はこの6月下旬からアメリカ留学が決まっており それを知る口さがない人たちは 「留学に際して急いで結婚したのだろう」と言い合った。 外国での一人の生活は ことのほか辛いものであると 留学から戻った先輩たちが 口を揃えて言っていたからだ。 彼も私に同じように言ったものだから 私は 「結婚なんて御縁のものでしょう。今までつきあった中で 一番好きだったから結婚するというわけで無くて 結婚するに相応しい時期に たまたまつきあっていた人と 結婚するものなのでしょう?」というと いつもなら不安気に「君もそうなの?」と尋ね返してくるだろう彼も だまって納得していた。 納得しているところをみると 彼にも思い当たる節が あるのかもしれない(笑) 「好き」という気持ちの大きさなんてものは曖昧なものだ。 思い出深い恋愛は幾つかあるけれど いざ別れてみて思い返すと それらはどれも同じ比重でしかない。 ことさら取り立てて忘れられないものもない。 西洋のことわざで 「この世によい女は二人しかいない」というものがある。 これには追記があり 「一人は死んで、他方は見つからない」とある。 一人は追憶の中の過去の女性であり、 もう一人は夢見る理想の女性というところだろう。 そんなロマンティックな男性はさておき 私のような俗っぽい女にとっては 「今が全て」である。 「彼女には俺しかいない」とタカを括っている そこの男性! 女は過去の男など 死に際に思い出したりしないものです。 自惚れることのないよう。(笑) *There's only two good women in the world; one is dead, the other not found ...
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