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わがまま。 - 2003年07月27日(日) また 今夜も情緒不安定。 たまらなくなった気持ちを落ち着かせるために 何度も何度も廊下を行き来しては カーテンから顔をだし まだ暗い外の様子を覗き見る。 午前4時でも街灯は煌々と明るい。 外に誰かがいるわけで無い。 外に何かを期待するでも無い。 外気で のぼせた頭を冷やすように 私は硝子越しに 外を眺める。 私の我侭は ある位置をこえると それはもう手がつけられなくなる。 理性とか 秩序とか 道徳とか 思いやりとか 信頼とか プライドとか。 そんなものたちまで見失う。 しかしながら それが私だ。 近くの深い大きな川に 腸が剥き出しの 腐りかけた魚の屍骸が流れていたのを思い出す。 あれは鮒だったかな。 流れのなかに生きて 流れのなかで死んで 死んでもなお 流され続けて。 そんなふうに生きることに立ち止まらず 疑問すら抱かずに 自然の流れを受け入れることができれば どんなに幸せだろうかと思う。 あの鮒は 幸せだったのかな。 ...
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