1年に1度は婦人科検診を。本気です。 - 2003年10月03日(金) 最近 子宮から出血を何度も繰り返していたけれど 私は粘膜が弱いので それほど気にもとめていなかった。 とうとう周りにお尻を叩かれて 仕方なく婦人科に赴いたのだけれど 結局やはり只の炎症で 点滴と薬を処方されただけだった。 そんなとき 時期を同じくして姉が やはり出血続きで 心配していたのだけど 例のごとく婦人科なので 診察を拒んでいた。 しかしながら今日 意を決して訪れた婦人科で 言い渡されたのは 野球ボール大の卵巣腫瘍だった。 数日前 「心配だ」と泣きながら 電話をかけてきた姉の様子を思い出した。 私はまさか こんなことになるとは思いもしなかったから まずは彼女の気を鎮めるためにと 安易な気休めを並べ立ててしまった。 まだ 全ての検査が終わって居ないので 良性か悪性か判断しかねるようではあるが いずれにしても手術は必要なようで あまり恐ろしい現実を伝えないと言うのも それはそれで彼女へ親切ではないと思ったので そのことをメールで伝えた。 彼女からの返信はなかった。 彼女は人一倍心配性であるから こんなとき とても不安でしかたなかろうと思った。 こんな夜も彼女は 独りきりで過ごすのかと思うと 私が暢気に眠ってしまうのが心苦しく思えた。 今私が何かをすることができるわけではないけれど 彼女の痛みを私も感じないでいることが とても卑怯なように思えた。 姉は私とは10歳以上離れていて まるで親のように 世話を焼いてくれたり 心配してくれたりした。 姉ではあるけれど 姉以上のことをしてくれてた。 そんな姉は結婚もせずに独りで暮らしていたから 私は姉のことも 両親と同じように 心配だった。 今夜はやはり眠れそうにない。 姉のことを思うと胸が詰まるし 姉のことを忘れると 忘れた自分が嫌になる。 ちょっと 今の私は普通でない。 卵巣は「沈黙の臓器」といわれている。 知らないうちに成長していて 手後れで死んでしまった人を何人も知ってる。 なんらかのサインがあらわれた時には かなり病状が進んでいるらしい。 どうか これを読まれた女性の方。 お嫌でしょうが 1年に1度は婦人科検診してください。 本当に。 万が一のことがあれば 貴女だけでなく 周りの皆が辛い思いをしますから。 本当に。 是非に。 是非に。 ...
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