いちげんさん おことわり。 - 2003年10月11日(土) ある創作イタリアンの店にいく約束をしている。 そこはいわゆる取材拒否 雑誌掲載拒否 しかも「いちげんさん お断り」などという 今どき馬鹿げたことを宣っている。 その店は 2時間完全貸しきり制になっていて その時間は 他の客はとらない という形態をとっているものだから 昼と夜を合わせて 1日に3組の客しか取れない。 そんなもんだから予約を入れるこちら側としては できるだけ友達も誘って4人以上にしてあげないと などといらない気をつかってしまう。 その店は定休日も無いと言うのに 向こう3ヶ月予約で埋まっていて 今から予約をとれるのは 来年の1月、しかも休日は既に満席で 平日しか無理だという。 「へえ〜」 と 今度誘った友達は有り難く驚いてるが 私からすれば なんとも腹立たしいシステムでもある。 ある老舗のお菓子屋さんでも 紹介がないと買えないと言う店がある。 宮内庁御用達だか 政治家御用達だか知らないが たかが菓子折り一つで と思い馬鹿馬鹿しい。 そういう店には不躾に抵抗したくなるのだが 直接電話をかけて 菓子折りを二つ用意してくれというと ああ 偶然御用意がございました とすぐに売ってくれた。 商売なんて そんなもんだ。 私はそういう商売の形式が大嫌いだ。 客はどこまでいっても客であるし お商売は どんなに勿体ぶっても 結局客で成り立つ。 店が客を選ぶのでは無く 客に選ばれるのだ。 それをどこか誤解していて 流行ってくると 勿体を付けたがる店がなんともおおいこと。 そういうわけで「味にこだわる頑固おやじがいる店」なんてのも 私は嫌いだ。 商売人の風上にもおけぬ。頭を下げてナンボだろ。 創作イタリアンのホームページを開くと そこを訪れた客がBBSに感謝の言葉を綴っている。 「店主の温かいサービスに.....」 「○○(店の名前)に行けたことは私の自慢です!」 店がどのような付加価値をつけて経営しようと勝手だけれど そこのところ 騙されないようにしなきゃあ いけないよ なあ。 ...
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