散歩コースには、堤があります。 その脇の道を通るのですが、アスファルトで補整されているわけではなく、草と土の道。 両脇は人や自転車が踏みしだくせいか、土が露出。 中央は草ぼうぼう。 なんとなく、イメージがわきましたでしょうか?
そこを過ぎると、薄暗い山道(ここはアスファルト)に入るわけですが、この山道を母は一人で歩きたくないと言う。 私は別にそうでもないと思っていた。 今日の散歩前までは。
今日、堤に差し掛かると、前方に人の足を発見!! ぎゃー!なにー!?
・・・どうやらおっさんが、中央の草部分で昼寝している模様。 回避する道はない。 つきつめて考えればあるが、おっさんごときの為に遠回りもどうなんだ?
という事で、そのまま直進することに。 静かに通ればいいのに、母が『誰だあれ』とか、『こんなとこで寝てる』とか、余計な事ばかり口走る。 もういいから! 寝かしといてやろうよ! いらんこと言うな!
ついにそのおっさんを横切るところまで到着。 通りすがりにちらっと見てみると・・・
こっちを見てにんまり
ぎゃーーーーーーーーー!!!
近くに置いてある自転車のかごには軍手が山ほど入ってた。 一体、今ここで何してるんですか? 大体人が歩くたびに、草埃が顔にかかりませんか? そもそも、今日は結構ぬかるんでると思うんですが、いくら草の上だからって、寝てて気持ち悪くないですか?
堤で釣をしている人なら見た事あるけど、昼寝してて、側を通る人の顔をにんまり見るおっさんには初めて遭遇しました。 悪気がなくても怖いよ、おっさん・・・。 やっぱり私もこの先の薄暗い山道、一人で歩くのいやです。 今日宗旨替え。 何のためらいもなく宗旨替え。
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