2002年09月02日(月) |
電器店でウォルター・ミティになってみる |
長女がお盆前に修理に出したデジカメがやっと直り、 電器店に取りにいきました。 ……という用事を済ますだけのつもりでしたが、 いやいや、最近の家電店というのはカラフルですねぇ。 見ていて飽きないので、ついついいろいろと見てしまいます。
中でも目を引いたのは、 「受注販売のため、納品まで15日ほどかかります」 という、ドラム式の洗濯乾燥機でした。 大好きな赤い洗濯機で、ガンガン洗濯&乾燥に励むワタクシ… 髪をバンダナでまとめ、お気に入りのエプロンをつけて、 かいがいしく家事に励む姿など、 相方にバレたら蹴り入れられそうなほどに 美しい空想にひたってしまいました。 元値が20万円以上するものが、キャンペーンや何やらで 12万円強で出ています。 このクラスの商品を初めから買うつもりだった人には、 確かにお買い得なのでしょうが、 やっぱり、我が家には高嶺ならぬ高値の花です。
しかし、よくよく考えたら、 全自動の洗濯乾燥機なんだから、 かいがいしく家事に励むという空想には、 あんまりふさわしくはないのですよね。 (洗濯に情熱を傾けざるを得ないほどため込んでいるとか、 柔道部とサッカー部と野球部の息子がいるとかいうならまだしも) 洗濯の間に、掃除や食事のしたごしらえに 勤しむというのもありますが、 これは後付けで思い出した感じです。
こんなのがあったら、生活スタイルがこんなで、 私もこんなふうに動いていて…などという空想をするのは、 いつでも家電店と決まっています。 気分は「虹を掴む男」のウォルター・ミティです。
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