2002年09月07日(土) |
仕事中、「思いッきりテレビ」のスタジオ観覧者になる私 |
さてさて、議会シーズン(9月定例会)でございます。
早速私のもとに参りました某市議会本会議ですが、 前々回の議会に提出され、継続審査になっていた請願が 不採択になりました。 児童扶養手当総額抑制案の見直しを求めるもので、 ぶっちゃけて言えば、 母子家庭への手当削減に反対するものでした。 それが、今後予測される離婚家庭の増加にかんがみ、 かなりの財政負担になることが予想されるので、 1人1人への支給額を減らす格好になるのだそうです。 厳密にいえば、満額支給対象者の収入限度額が 引き下げられるのですが、 これをやられると、かなりの人々が、 今までもらっていた額が減らされてしまう(半減とか)のです。 ちなみに、「収入」には前夫からの児童養育費も カウントされるんだそうです。
「改正でなく改悪だ」という、 請願支持者の意見はもっともだと思いましたが、 請願に反対する人、つまりは抑制案に賛成する人は、 「支給対象年収が引き下げられるので、改悪とは言えない」 という意見を出したのだそうです。 ??????????????なんじゃそれは。 引き下げ…値下げ…いいことじゃん、 デフレのにおいもするけれど、などと、 のんきに聞き流してしまうところでした。 でも、上のパラグラムでも書いたとおり、 限度額引き下げということは、 今まで200万円程度の収入でもらえていたものが、 改正後は130万円以下の収入でないともらえないということです。 今までだってかつかつだったのが、 新制度では急に「高額所得者」みたいな扱いになり、 もう汲々というわけです。 これは立派な改悪ではないでしょうか。 (金出す方の立場からいえば「改正」でしょうが)
一瞬だまされかけた自分が、ある人々とダブりました。 ウィークデーの昼間、M氏の司会ぶりがさえる人気番組 「思いッきりテレビ」をスタジオに見にきている人々です。 あの中で、その日のテーマに因んだクイズを出題していますが、 「○○は△△ではない」式の問題を出された場合、 「△△だと思う人は×、思わない人は○ですよ」と、 必ずM氏のフォローが入るのですが、 これを見るたび、ああ、女性というのはバカにされたものだと 腹を立てていました。 とはいえ、そう言っておかないと、 確実に勘違いする人もいるのでしょう。
あ、冷静に考えたら、これは全く関係のない話かも。
閑話休題。 「□□だから××してください」みたいなお願いをされると、 全く理屈が通っていなくても、 それを聞き入れてしまうことがあるという実験を、 以前、TOKIOの番組だかで見たことがありましたが、 あれと同じかもしれません。 そういえば、テレビの商品CMでもよくありますね。 「これこれが入っているから、○○に効く」という薬のCMに 代表されるやつ。 (そう言われれば納得するしかないよね、素人だし) でも、子供向けのキャラクター入りソーセージのうたい文句、 「体に優しいから、おやつにぴったり」 これは何となく好きです。
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