土曜日生まれは腰痛持ち

2006年11月27日(月) 古い○○

去年の「その日」も日記には書いたのですが、
1年前の8月、洗濯機を買い換えました。
初めての全自動ですが、
「洗い」には風呂の残り湯をバケツで汲んで使っているので、
脱水のときに槽をかえなくてよくなっただけの話で、
やっていることは二層式とあんまり変わりません。
とはいえ、初めて使ったときの
「ほっほー、楽ちん」という感激と、
それまで8年間、律儀に働いてくれた二層式君の
「こんなんなるまで働いてくれてありがとう」
と言わしめるボロさは、今も覚えています。
ちなみに、その二層式君の前は、
やはり一まわり小さい二層式の洗濯機を、
こちらも8年使っていました。

古くてガタガタ、ボロボロの洗濯機を見るたびに思うことは、
「50年前には、“古い”洗濯機って存在しなかったんだな」
ということです。
…って、1年前も書いたかもしれませんが、それくらいいつも思うということです。

古いも新しいもない。洗濯機は洗濯機というだけで
最新機器だった時代が、確実にあるんだもんね。

話は変わり、娘と一緒に携帯電話を新調しました。
鮮やかな赤は大好きな色で、余り迷わず選んだのですが、
意外とストラップの色を選ぶなあということに
手にしてから気づきました。

前のは3年ぐらい使ったのですが、
よくよく見ると、かなりあちこちハゲちょろけていました。
全く同じものを使っていた娘は、しばしば友達から、
「そろそろ買い換えたら」と言われていたようですが、
これであと1年くらいは言われないで済むでしょう。

3年頑張ってくれた古い機種の方も、
それでも結構使い道があります。
○下の娘のおもちゃデジカメ
(一応撮れるけど、送信もできないので撮りっ放し)
○カラオケ
(台所でココアを温める間のちょっとした暇つぶしにぴったり)
○目覚まし時計

ただし、バッテリーがかなりバカになっていて、
もはや充電がまともにできないから、
このためにバッテリーだけ買い換えるのもナンだし、
結局すぐ使えなくなりそうではあります。

外で携帯電話でしゃべっている人を初めて見たのは、
15、6年前だったでしょうか。
多分、会社から支給されたものか何かだったのでしょうが、
とっても誇らしげで、
用もないのに「誰か」に電話しているっぽい様子が
なぜだかかわいらしく思えました。
今だったら、ただのマナー最低の人だけど。声でかいし
今みたいなコンパクトなのではなくて、
ハンドクリーナーが少し縮んだかな?くらいの大きさで、
長電話でいい筋力トレーニングができたんじゃないかと思います。

あのころは、
21世紀に入ってから買った携帯電話が、
それも「めーる」だの「でじかめ」だのの機能がついたものが、
「もう古くて使えないから、買い換えよう」
という時代が来るなんて、
当然だけど、想像もつきませんでした。

ところで、新しい携帯は、かなり中身の充実したもので、
いろいろ楽しく付き合えそうです。
中でも、6冊分のモバイル辞書にはびっくりしました。
うちの相方曰く、
「ジャパネットたかたも、PCやめて携帯売っときゃいい」
同感です。


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