去年の「その日」も日記には書いたのですが、 1年前の8月、洗濯機を買い換えました。 初めての全自動ですが、 「洗い」には風呂の残り湯をバケツで汲んで使っているので、 脱水のときに槽をかえなくてよくなっただけの話で、 やっていることは二層式とあんまり変わりません。 とはいえ、初めて使ったときの 「ほっほー、楽ちん」という感激と、 それまで8年間、律儀に働いてくれた二層式君の 「こんなんなるまで働いてくれてありがとう」 と言わしめるボロさは、今も覚えています。 ちなみに、その二層式君の前は、 やはり一まわり小さい二層式の洗濯機を、 こちらも8年使っていました。
古くてガタガタ、ボロボロの洗濯機を見るたびに思うことは、 「50年前には、“古い”洗濯機って存在しなかったんだな」 ということです。 …って、1年前も書いたかもしれませんが、それくらいいつも思うということです。
古いも新しいもない。洗濯機は洗濯機というだけで 最新機器だった時代が、確実にあるんだもんね。
話は変わり、娘と一緒に携帯電話を新調しました。 鮮やかな赤は大好きな色で、余り迷わず選んだのですが、 意外とストラップの色を選ぶなあということに 手にしてから気づきました。
前のは3年ぐらい使ったのですが、 よくよく見ると、かなりあちこちハゲちょろけていました。 全く同じものを使っていた娘は、しばしば友達から、 「そろそろ買い換えたら」と言われていたようですが、 これであと1年くらいは言われないで済むでしょう。
3年頑張ってくれた古い機種の方も、 それでも結構使い道があります。 ○下の娘のおもちゃデジカメ (一応撮れるけど、送信もできないので撮りっ放し) ○カラオケ (台所でココアを温める間のちょっとした暇つぶしにぴったり) ○目覚まし時計
ただし、バッテリーがかなりバカになっていて、 もはや充電がまともにできないから、 このためにバッテリーだけ買い換えるのもナンだし、 結局すぐ使えなくなりそうではあります。
外で携帯電話でしゃべっている人を初めて見たのは、 15、6年前だったでしょうか。 多分、会社から支給されたものか何かだったのでしょうが、 とっても誇らしげで、 用もないのに「誰か」に電話しているっぽい様子が なぜだかかわいらしく思えました。 今だったら、ただのマナー最低の人だけど。声でかいし 今みたいなコンパクトなのではなくて、 ハンドクリーナーが少し縮んだかな?くらいの大きさで、 長電話でいい筋力トレーニングができたんじゃないかと思います。
あのころは、 21世紀に入ってから買った携帯電話が、 それも「めーる」だの「でじかめ」だのの機能がついたものが、 「もう古くて使えないから、買い換えよう」 という時代が来るなんて、 当然だけど、想像もつきませんでした。
ところで、新しい携帯は、かなり中身の充実したもので、 いろいろ楽しく付き合えそうです。 中でも、6冊分のモバイル辞書にはびっくりしました。 うちの相方曰く、 「ジャパネットたかたも、PCやめて携帯売っときゃいい」 同感です。
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