少し前の話ですが、 通販でお茶とコーヒーの詰め合わせを買いました。 「1杯19円のコーヒー」で有名なあそこです。 1万円以上の品物が入って5,000円という代物だったので、 しばらく楽しめそうです。
夏は水出しの紅茶や玄米茶などが 特に使えますが、 朝の涼しいうちは、ホットコーヒーもなかなかイケます。
その詰め合わせの中に、 シナモンフレイバーつきのドリップパックがありました。 この粉を、沸かした牛乳に2パックほどパックを破いて入れ、 ストレーナーで漉して、砂糖で甘くして カプチーノ的なものをつくったら、 長女に好評でした。 たまには意味ないこともしてみるもんです。
が、せっかくのドリップパックなので、 やっぱり正しく使って煎れてみようかと、 昨晩、お仕事ドリンクとして、 ごく普通に飲んでみました。 砂糖もミルクも入れず、そのまんまです。
そうしたら、なぜだかとっても垢抜けない味がしました。 シナモンもコーヒーも、眠気覚ましには有効なようなので、 そういう意味では悪くなかったのですが、 いかんせん、オシャレなシナモンという感じが 全くなくなって、 小さい頃ばあちゃんからもらったニッキ飴になりました。 その上甘くもない……。 眠気覚まし専用ドリンクとの出会いの瞬間でもありました。
喫茶店で初めてカプチーノを注文したとき、 ついてきたシナモンスティックの扱いに困ったことがあります。 ねぶってうまいもんでもないし、 香りづけだけに添えるのは、実にもったいない代物です。
その喫茶店は、数年前になくなってしまいました。 DやSやTで始まる名前の全国展開のカフェが、 我が町でも主流になりつつある中、 貴重な昔ながらの喫茶店が姿を消したのは 何とも寂しい話ですが、 思えば閉店までの何年かは、全く行っていなかったし、 入ってもカプチーノを注文することはありませんでした。 閉店までスティックを添えていたのか、 それにまず、カプチーノがメニューにあったのか、 今となっては確かめるすべもありません。
そういえば、シナモンつながりという以外、 全く関係ない話ですが、 サンリオ一の癒しキャラ、シナモンちゃんが大活躍のゲーム 「シナモロール ポケットカフェ」(バンダイ)は、 地味ながら結構遊べますが、 かわいいシナモンちゃんの語り口がオッサンのようなのが 非常に気になります。 話し出すとき、「いやぁ〜」とか言って、 赤ら顔の田舎紳士を彷彿とさせます。
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