土曜日生まれは腰痛持ち

2007年10月23日(火) 顔についての下世話な話

世の中の大抵の人は、ごく普通の顔をしている。

その普通の顔の中で、
少しデッサンが狂っていたり、
絶妙なバランスが醸し出す何かがいい感じだったりして、
「美形」「ブサイク」などと大ざっぱに分類されたりする。

上の娘によると、
すっかりおなじみの「顔ちぇき」をみんなでやって、
ちょっと残念な御面相だと思っていた子を撮ったら、
ハーフっぽい美少女の名前が出てきたり、
かなりの美形だと思っていたら、
某吉本女子芸人の名前が筆頭だったりして、
大変盛り上がったそうだ。

物すごい美形と、そうでない人が並んだとき、
同じ人類の顔なのに、何でこんなに…と思うことがあるが、
顔全体の雰囲気より、エッセンスを抽出してとらえると、
そういうことになってしまうんだろう。
そう、「そんなに変わらない」のだ。

と、今さら偉そうに語るほどでもないのですが。

夕方のちょっとした休憩時間や寝る前に
よしもとファンダンゴで「ageageライブ」を見ていると、
最近の若手芸人は、
こぎれいでかわいい子が多いなあとびっくりすることがある。
玉木宏が若干小柄になった子とか、
松山ケンイチそっくりな子もいる。
(↑はいっ、これで誰のことかわかったら、相当な吉本フリークです)
比較的地上波の番組でも知られている人の中では、
ハイキングウォーキング松田君の美形ぶりなんか、
特筆すべきものだと思うけど、
何しろ相方で長髪濃顔のQちゃんの個性が強力なので、
余り目立たない気がする。

この人たちが何かのきっかけで世に出たら、
今のチュートリアル徳井君のようにもてはやされるのか、
その頃には、何か方向性の違う顔になっているのか
わからないけれど、
人様に姿をさらす仕事である以上、
ルックスのよさは強力な武器であることは間違いないだろう。
「お笑いなのに顔がいい」というフレーズが、
全く意味がなくなってしまった。

どうして今日は、
こうもわかり切ったことばかり書いてしまうんだろ。

ところで、ツンデレという言葉は、
やっぱり「美形でない人」には
使うべきではない言葉なんでしょうか。
美人が無愛想だと、
お高くとまっているとか、ツンとしていると表現されますが、
そうでない人が愛想がないと、
一まとめに「ぶすっとしている」と表現される気がします。
気取ってツンとしている「美人でない人」も、
顔を膨らませかねない勢いでぶすーっとしている「美人」も、
普通にいそうなものなのに。


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