本日の日記タイトルに、特に意味はありません。 強いていえば、神保町花月のプログラムタイトルです。 若手お笑いコンビ・カナリアが主演とか。 やはり彼らが主演だった「4.5階の狂気」は よしもとファンダンゴで見て、なかなかおもしろかったし、 『頭蓋骨…』は脚本・主演が同じ組み合わせとのことで、 非常に興味を持っていました。 3月には大阪でも公演があるようで、うらやましい限りです。 神保町花月の舞台は、ファンダンゴで 少しずつ放映してくれていましたが、 そのファンダンゴも3月いっぱいで放送終了ですから、 ソフト化でもされない限り(望み薄…) 私のような貧乏暇なしの地方在住者が見ることは できないでしょう。
ところで、この『頭蓋骨…』の演出は、 ザ・プラン9の鈴木つかささんです。 一応2月いっぱいは「元」をつけなくてもいいようですが、 このたび、脱退することになったようです。 今年2月17日のR−1ぐらんぷりで、 同じくプラン9メンバーのなだぎ武さんが2連覇を達成したとき、 ウィキで「4人のメンバー」云々の文を見ないことを祈る… というようなことを日記に書きましたが、 当然そのとき念頭にあったのは、なだぎさんの独り立ちでした。 そして、それもあんまり歓迎はできないけど、 ある程度は仕方のない流れなのかもと思っていたら、実は!と。
リーダー久馬さんは、ズキさん脱退について、 自分たちを片側5車線の道路になぞらえて 「よく見ると、1本だけ逆方向に走っていた」 と表現していました。 正直、こんなときまでうまいこと言わなくても いいのにと思わないでもない、言い得て妙な形容です。 久馬さんなりのショックの表現なのでしょう。 脱退の話自体は、結構前から出ていたようですが。
鈴木さんは小柄で女装が似合い(女性っぽいしぐさも絶品) 演技がうまく、物まねも小器用にこなす人で、 演劇が大好きだそうです。 だから、いっそ舞台役者への完全な転向というのも あるのかもしれません。 自身のブログで、 「一旦プラン9を離れます」という言い回しだったので、 また戻る可能性も?と思ってもみますが、 あれこれ考え合わせると、期待するだけがっかりな結果に 終わりそうな予感もあります。 今後芸人として、また舞台演出家として、 全く立ちゆかなくなるわけではないだろうし、 メンバーそれぞれが納得いく形で活動できるのが 一番いいんだろうなと、 無理やり納得したふりをするしかありません。
お〜い!久馬脚本 鈴木つかさ演出「なゐ震る」
ああ、『頭蓋骨…』見たかった。 プラン9ファンが、あちこちのブログなどで 「ズキさんらしい演出」と書いていたのが どのように「らしい」のか、気になって仕方ありません。 便利だけれど、何一つ実体を掬えない言葉でもあります。
|