土曜日生まれは腰痛持ち

2008年02月28日(木) 頭蓋骨を抱きしめて

本日の日記タイトルに、特に意味はありません。
強いていえば、神保町花月のプログラムタイトルです。
若手お笑いコンビ・カナリアが主演とか。
やはり彼らが主演だった「4.5階の狂気」は
よしもとファンダンゴで見て、なかなかおもしろかったし、
『頭蓋骨…』は脚本・主演が同じ組み合わせとのことで、
非常に興味を持っていました。
3月には大阪でも公演があるようで、うらやましい限りです。
神保町花月の舞台は、ファンダンゴで
少しずつ放映してくれていましたが、
そのファンダンゴも3月いっぱいで放送終了ですから、
ソフト化でもされない限り(望み薄…)
私のような貧乏暇なしの地方在住者が見ることは
できないでしょう。

ところで、この『頭蓋骨…』の演出は、
ザ・プラン9の鈴木つかささんです。
一応2月いっぱいは「元」をつけなくてもいいようですが、
このたび、脱退することになったようです。
今年2月17日のR−1ぐらんぷりで、
同じくプラン9メンバーのなだぎ武さんが2連覇を達成したとき、
ウィキで「4人のメンバー」云々の文を見ないことを祈る…
というようなことを日記に書きましたが、
当然そのとき念頭にあったのは、なだぎさんの独り立ちでした。
そして、それもあんまり歓迎はできないけど、
ある程度は仕方のない流れなのかもと思っていたら、実は!と。

リーダー久馬さんは、ズキさん脱退について、
自分たちを片側5車線の道路になぞらえて
「よく見ると、1本だけ逆方向に走っていた」
と表現していました。
正直、こんなときまでうまいこと言わなくても
いいのにと思わないでもない、言い得て妙な形容です。
久馬さんなりのショックの表現なのでしょう。
脱退の話自体は、結構前から出ていたようですが。

鈴木さんは小柄で女装が似合い(女性っぽいしぐさも絶品)
演技がうまく、物まねも小器用にこなす人で、
演劇が大好きだそうです。
だから、いっそ舞台役者への完全な転向というのも
あるのかもしれません。
自身のブログで、
「一旦プラン9を離れます」という言い回しだったので、
また戻る可能性も?と思ってもみますが、
あれこれ考え合わせると、期待するだけがっかりな結果に
終わりそうな予感もあります。
今後芸人として、また舞台演出家として、
全く立ちゆかなくなるわけではないだろうし、
メンバーそれぞれが納得いく形で活動できるのが
一番いいんだろうなと、
無理やり納得したふりをするしかありません。

お〜い!久馬脚本 鈴木つかさ演出「なゐ震る」



ああ、『頭蓋骨…』見たかった。
プラン9ファンが、あちこちのブログなどで
「ズキさんらしい演出」と書いていたのが
どのように「らしい」のか、気になって仕方ありません。
便利だけれど、何一つ実体を掬えない言葉でもあります。


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